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事業計画を書く時はストーリーが大事


こんにちは。事業計画研究所です。
今日は、事業計画におけるストーリーについてです。

「ストーリーってどういうこと?」

平たく言うと
『この事業を行う理由』
『この事業が成功する(返済できる)根拠』です。

これらを下記で説明していきます。

ストーリーが薄いと何がいけないの?

先にストーリーの重要性についてお話します。

例えば、新規事業を立ち上げる計画書のストーリーが薄い場合

「現在☆☆をしている会社です。
新規事業の内容は○○です。
■■な計画で行います。
———だからお金をください」

かなり極端な例ですが、出資者が上記の計画書を見た場合どう感じるでしょうか。

少なくとも、これだけの情報でお金を出してくれと言うのは少し無理があるように感じます。

では、何を説明すればよいのか?

上述した、理由と根拠についてお伝えします。

この事業を行う理由

平たく言えば「どうしてこの事業をするの?」という問いに対する回答です。誰に対して?なんのために?などを明らかにしていきましょう。

出資者は言わば、あなたの応援者です。

事業に対する姿勢や想いが伝わるように記載することが大切です。

この事業が成功する(返済できる)根拠

「この事業を行う事で●●●万円の収益が見込めます。
その理由として————」

といような根拠、裏付けを示します。

どれだけの期間で、資金がなぜ必要なのかを示しながら作成することで信憑性の高いものとなり得ます。

商品を仕入れて販売する場合には、

仕入れ:1000円
販売価格:1200円
見込み客:100人/日
営業日:20日/月
➡400,000円の利益が見込める

具体的な仕入れ価格や販売価格を明示するとより良いでしょう。

理由と根拠を簡潔にまとめると…

「現在、☆☆をしている会社で、
これから●●という事業を実施予定です。
その目的としては××で、市場や顧客に価値のあるものを届けるためです。
具体的なスケジュールは■■■で、収支の予想は△△です。
——だからお金をください」

という風に記載すると、先ほどより少しイメージが付きやすくなるのではないでしょうか。

まとめ

出資者からすれば、計画や情報の少ない状態での投資はリスクが高くなります。

勿論、必ずしも成功する事業ばかりではありませんが、
『これなら出資してもいい』
『この事業を応援したい』

というような気持ちにさせることがポイントです。

理由と根拠を明確にし、出資者にとって納得感のある計画書を作るためにはストーリー性が必要不可欠と言っても過言ではありません。事業計画書で一つの物語を作ってみてはいかがでしょうか。

※注意点

ストーリーを意識しすぎてしまい、根幹となる事業内容が伝わらなければ元も子もありません。

まずは、事業内容を精査し「こんな事業」をしっかりと煮詰めた上で伝わりやすいストーリーを作ることをお勧めします。

良ければこちらも併せてお読みください。

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