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暫定gBizID発行で失敗した話

こんにちは。事業計画研究所です。
暫定GbizIDを利用する場合の注意点(私の失敗した話)について説明します。

暫定GビズIDとは

まず、「暫定GビズID」を説明する前に、通常の「GビズID」について説明します。

小規模事業者持続化補助金や事業再構築補助金は、「Jグランツ」と呼ばれるWEB上のシステムから申請します。その「Jグランツ」にログインする際に必要になるのが「GビズID」です。

しかし、この「GビズID」、取得するためにはWEBで発行を申請する書類を作成し、その書類を印刷後に印鑑証明書と合わせて郵送が必要で、補助金申請の電子申請の需要増加に伴い、発行に長期間(3週間以上)かかるようです。

そのような通常の「GビズID」の発行までに、即時利用できる代替手段として「暫定GビズID」があります。

申請書及び印鑑証明書・印鑑登録証明書の郵送を事後的に行っていただき、審査についても事後的に行うことで、即日発行が可能となるアカウントです。
(経済産業省の説明PDFより)

暫定GビズID発行の方法

暫定GビズIDの発行は、通常のGビズIDと同様の申請書作成サイトから申請します。
では、どこで「通常のGビズID」の申請と「暫定GビズID」の申請で違いがあるのかというと、

記載事項のうち「部署名」欄に「特定補助金専用」という文言を記入※し、「申請書作成」をクリックする。
※部署名は記入せず、「特定補助金専用」のみ記載ください。
(経済産業省の説明PDFより)

というところです。スクリーンショットを加えて説明しますと、

全体スクショ

スクリーンショット 2021-05-13 195133

申請書作成サイトの↑の「部署名」の部分に「特定補助金専用」と記載して申請する(申請ボタンを押す)そうです。

注意点(失敗例)

私の場合、「部署名」の部分に「特定補助金専用」と記載せずに申請してしまい、「通常のGビズID」を発行してしまったわけです。

イージーミスですが、同じことをしてしまう人が多いのではないかと思います。しかし、うろたえなくても、きちんと対応策をとれば大丈夫です。

この場合の対応策としては

Q5 暫定プライムアカウントを作成したかったが、「部署名」に「特定補助金専用」を記入することなく申請してしまった場合はどのようにすればよいか。
(回答)
既に行った申請とは別に新たに暫定プライムアカウントを申請してください。その際、「部署名」に「特定補助金専用」を確実に記入するようにお願いします。
  (【FAQ】暫定 G ビズ ID プライムアカウントの発行の措置について)

ということです。要するに、再度、申請しなおせばよいうことです。

まとめ

即時発行の「暫定GビズID」を利用しようとするくらいなので、補助金の申請期限に追われている人もいるかと思いますが、上記のミスは簡単にリカバリーできるので慌てないで対応してもらえればと思います。

ただ、「部署名」の部分に「特定補助金専用」と記載するというのは、想定しにくいので注意が必要だと思います。

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