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高島屋の崩れたクリスマスケーキ、悲しすぎる…

24日日曜日、伊勢丹に行ってきたのですが、クリスマスのケーキやチキンを求める人で凄く賑わっていました。
ショーケースになれべられたケーキはとても綺麗で、どれも魅力的、買って帰った方は家族や友人、パートナーと一緒に食べるのを楽しみにされていると思います。

そんな雰囲気を感じた翌日25日の月曜日、高島屋がオンラインで予約販売をしたクリスマスケーキが崩れていたという報道を見てびっくりしました。
あの大手デパートの高島屋でそんなことある?!
24日午後8時の時点で問い合わせがのべ370件ほど寄せられているとのことで、原因の究明を急ぐと高島屋は説明し、商品の交換や返金の対応をするとのことですが、今回のこの件は高島屋の信用を大きく失うことになるのは間違いありません。

埼玉県羽生市にある菓子メーカーが製造・こん包し、ヤマト運輸が配送を請け負ったということで、運輸は「現在、関係各所を含めて輸送の状況について調査を行っている」とのことです。

昨日、伊勢丹でクリスマスケーキを受け取ったり、選んだしていた人の顔を思い出すと、残念でなりません…
企業の対応として、商品の交換や返金で物理的なお客様の物理的な損失を補うことは出来ても、失った楽しい時間を取り戻す事は不可能です。

では高島屋はどのような対応をするのがベストなのでしょうか?

クリスマスは食品を扱う業種にとっては1年の中でも大きなイベント、販売の機会を逃すまいとどのお店も商品を大量に用意します。
しかし、クリスマスは食品ロスが大量に出る時期でもあります。クリスマスが終わった後、売り切ろうと値引きをするもそれを手に取る人は少なく、最終的に廃棄となってしまうものが沢山あります。

今回の高島屋で起こった大量のクリスマスケーキが崩れた件は、想定出来なかったリスクなのでしょうか?
1個や2個はあるだろうと想定していたものの、370個崩れるなんて誰も想定していなかったのではないでしょうか。
しかし、働き手が少ない・時間に追われている・利益が出ないといったビジネス環境の中では、これまでに起きなかったリスクが発生する可能性は十分にあります。
リスクが顕在化してしまった後、信頼の回復には相当の時間・労力・費用がかかります。

想定外の事態が発生した時、1社だけの力で解決が難しい場合もある、何が起こるかわからない時代、そんな時代でもできることが無いわけではない。

今回の高島屋の件、もし仮に同じ業種で手を組み食品ロスへの削減に取り組むことをしていた場合、他のデパートやケーキ屋さんから代わりとなる商品を調達することが可能だったのではないでしょうか?
勿論、それでお客様の楽しい時間を完全に取り戻すことは出来ません。

しかし、事前にそういった協力関係が同業種や異業種の中で進められていた場合、違った結果になっていたかもしれません。

今の日本のビジネス環境では1社だけで生き残る事はとても難しい状況になっています。
同業や異業が手を組み、事業の活性化やリスク低減・削減に取り組んで行ける組織体(中小企業組合)の活用が必要な時期がきているのではないかと考えています。

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