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岩松勇人のビジネスパートナー_0007 .屋号とは?個人事業主になる際には必要?その決め方と注意点を解説します。

今回は屋号とは何なのか。個人事業主になる際に必要なのかということについて解説をさせていただきます。

動画でも解説していますので、こちらもご覧ください!

個人事業主になる際に屋号で悩んでいる場合は、今回の内容を聞いて頂くことで解決が出来ると思いますので、参考にしてみて下さい。

屋号とは

まず屋号とは何なのかということについてなんですけども。

屋号とは、個人事業主の方が仕事上で使用する名称の事を言います。

シンプルに考えると会社の名前のような感じですね。

会社とは

会社というのは法人を立てて〇〇株式会社という形になるんですけども。

個人の場合は、〇〇株式会社というわけではなくて、その屋号というものが自分の名刺代わりになるような形になると思っていただければいいかなと思います。

そもそも必要?

そもそも必要になるのかということについてなんですけども。

個人事業主として届け出をする時に、記載する項目はあるんですけども。ここは記載はなくても大丈夫です。

つまり自分の名前で活動することもできますし、自由に自分のお店の名前を作ってそれを屋号として出来るということです。

今すぐに決める必要があるのか?

今すぐに決める必要があるのかということについてなんですけども。先ほどもお伝えした通り、今すぐに決める必要はありません。

個人事業主として届け出をする際に空白で提出しても問題ないということです。

何かしらこれでデメリットがあるかと言うと、そこまでデメリットが大きいわけではないので、すぐに決めなくても問題ないです。

後から決めたい場合は?

後から決めたい場合はどうするのかということについてなんですけども。

これも特別な申請は特に必要はないです。

確定申告の際に屋号を記入して、確定申告を行えば、屋号が認識されるような形になっています。

なので屋号を決めたい場合は、自分の中でこういった活動をしていますという内容を自分の事業として、頭の中に入れておけば、特に問題はないという形になります。

ただしっかり確定申告の際に記入をしないと、その屋号は認識されないので、確定申告の際には記入しておいてください。

屋号についての2つのメリット

屋号についてのメリットなんですけども。

屋号をつけるメリットは2つあります。

銀行口座をつくる

一つは屋号で銀行口座を作ることが出来るということです。

この屋号で銀行口座をつくることによって社会的な信用度っていうのを、かなり高めていくことが出来ます。

自分がお店で商品を買う時に、個人名で出てくるのか、お店の名前で出てくるのかで、かなり信用度が変わるのはイメージしやすいかなと思います。

つまりしっかりお店として認識してくれたりとか、信用できるところと信用してもらうために、この屋号の銀行口座を使うことが出来るので、この屋号を作っておくのはメリットになります。

業種を分かり易く伝えることが出来る

もう一つは業種を分かり易く伝えることが出来るという点です。

ホームページを作ったり自分が何をやっているのか伝える時に、何かしら肩書のようなものがあった方がいいっていうのはイメージしやすいかなと思います。

この屋号を決めていくことによって、自分自身が何をしているのかパッと伝えることが出来るので、名刺代わりにすることが出来ます。

なので、もし自分自身が何をやっているのかこれを分かり易く伝えていきたい場合は、屋号を付けておくことがメリットになります。

屋号をどう決めていけばいいのか?

屋号をどう決めていけばいいことについてなんですけども。

実は屋号の決め方に特にルールはないです。

ただいくつか注意点がありますので、その注意点を意識しながら屋号を決めてみて下さい。

会社と勘違いされるような名前にしない

注意点の1つ目が、会社と勘違いされるような名前にはしないようにすることです。

これは相手に誤解を与えてしまうからです。

〇〇株式会社であったり、〇〇有限会社であったり、〇〇合同会社であったり

こういった〇〇の会社を持ってるっていう風には認識されないようにすることは大原則として押さえておいてください。

ブランド名に似せない

注意点の2つ目がブランド名に似せないということです。

これは商標っていうのを侵害する可能性が出てくるからです。

商標というのはブランド名であったりとか、商品名であったりすることも多いんですけども。シンプルに言うとルイヴィトンと同じように、自分がルイヴィトンっていう名前をつけて似たような商品販売してはいけないとか。

シャネルという名前付けて、シャネルという似たような名前を販売することができないということです。

なぜかと言うと、その名前を使うことによって、そのブランドの信用を下げてしまう可能性があるからです。

例えば自分自身がルイヴィトンと聞いて、そのルイヴィトンの商品を買った時に、全く自分自身が思ってた高級なルイヴィトンじゃなくて、何も知らない個人事業主のルイヴィトンのお店だったってなったら、かなりショックを受けると思うんですね。

結局そういうことで、そういう信用を崩してしまう可能性があったりするので、この同じような名前をつけてはダメというものはあったりします。

なので自分自身がしっかり付けていく際は、このブランド名にかぶってないかどうか、これを確認した上で付けて行ってください。

適当に決めない

注意点の3つ目なんですけども、適当に決めないということです。

銀行口座に屋号を指定することができるというのがメリットでお話しさせて頂いたと思うんですけども。

変な名前でをつけてしまうと、社会的信用を失う可能性が出てきてしまいます。

当然そのお店で商品を買った時に、訳の分からない銀行口座の名前で振り込みをしてくださいっていうことが来たら、自分自身もちょっと恐いと思うと思います。

そういった形で社会的信用を失う可能性もあるので、変な名前をつけないようには意識してください。

屋号を決めたいけどアイディアが湧かない場合

屋号を決めたいけど、アイデアが湧かない場合はどうしたらいいのかっていうことなんですけども。

自分が進めていきたい業種やお店のホームページを見る

1つは自分が進めていきたい業種のお店やホームページを見てみてください。

例えばyoutubeとかブログなどでも活動されてる人も多いですし、今はgoogleでも検索していくと、似たような業種の人たちはたくさん出てくると思います。

その人たちがどういう会社名にしてるのか、どういう名前にしてるのか見て、自分ではこういう名前はかっこいいなとか、こういう名前でやっていけばかなり分かりやすいなとか、そういったのを参考にしながらつけてみていただくと良いかなと思います。

イタリア語とかフランス語などの外国語を使う

2つ目はイタリア語とかフランス語などの外国語を使うことです。

海外の言葉はおしゃれな言葉が多いので、それを参考に作るとおしゃれ屋号ができたりします。

ただ他のお店と被る場合もあるので被らないかしっかり調べていってください。

先ほど商標であったりとか、ブランド名と同じ名前をつけてしまうと信用を失う可能性がありますよって話をさせて頂いたと思うんですけども。

それと同じで被ってしまうと信用を失ってしまう可能性もあるので、被らないように作っていくことが大事です。

それを調べるためには、googleの検索であったりとかに、入れていくと、色々と出てくるので、そこと被らないような名前を考えていく。

これを意識してみてください。

以上が屋号についての解説となります。

まとめ

内容をまとめると、屋号は自分の名刺代わりになるということ。

屋号があれば、銀行口座を作ることができるということ。

審査は当然あります。

またネーミングは注意して決めていきましょうということ。

後はいますぐ決めなくてもいいということをお話させていただきました。

個人事業主なる際に屋号をどうしたらいいのかとか、どういうふうに決めていったらいいのか分からないは、かなり参考になると思いますので、是非参考にしてみて下さい。

もし屋号を決めていく際は、信用にもかかわる部分なので、しっかり考えて作り込んでいきましょう。

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