『モラハラ怪獣大戦争〜第4話〜』

前回のあらすじ

歴史に残るモラハラ怪獣大戦争の開戦の1撃が、リビングの壁に刻まれた。

これが終わりなき戦争の始まりとなった。

今回のお話しは、時系列は定かではありませんが、とある夜の出来事からのお話しになります。

第4話 『とある夜の戦い(前編)』

とある夜、

私は街(自宅)に戻ったところ、

どこからか女の子(長女 小4)の泣き声が聴こえた。

すぐに私は現場に急行した。

そこで私が目にした光景は…

お気に入りの人形セットを泣きながら袋に入れている女の子の姿だった。

その理由を聴いてみると…

『私が悪いんだから、しょうがないんだ。』

どうして、お気に入りの人形を袋に入れているの?

『お片づけが出来ないから、全部捨てるの。』

そして、次の一言が私を怪獣に変身させた…。

『これを捨てたら、私はこの家を出て行くの』

今回、私は激しい怒りを胸にしまい静かに変身して敵モラハラ怪獣に立ち向かった。

そして、私は確認した。

『あの女の子が言っていることは本当なのか?』

敵モラハラ怪獣は、片手に500mlの燃料を飲みながら吐き捨てる。

『あぁ、そうだよ。あの子が悪いんだから。』

『晩御飯も食べなくて良いし、
       この家から出てけば良いさ。』

私は、前回の反省も踏まえて静かに立ち去り、女の子の元へと向かった。

私は女の子に、
『とりあえず晩御飯を食べなさい。』                    『お気に入りの人形は、捨てなくても大丈夫』
 と伝えました。

しかし、このまま人間に戻れる夜ではなかった。

今回は、ここまでにします。
最後まで読んでいただいた方々に、大変感謝しております。
取り急ぎ、御礼まで。

次回予告『モラハラ怪獣大戦争〜第5話〜』

『とある夜の戦い(後編)』



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