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初心者のための仕事で使えるGoogle スプレッドシート仕事術 〜Query編〜

ご訪問いただきまして、ありがとうございます。

ブルーノくんです。

エクセルでSUMを使えなかった私が

今ではGoogle スプレッドシートで仕分けの自動化までできるようになった

基本の4ステップをお届けします。


ステップ2は、指定した条件だけのデータを抽出するQuery関数です。

自動化をする上で最も重要なGoogleスプレッドシート特有の関数です。


エクセルだと「=」を使うことです。

スクリーンショット 2021-09-10 22.03.30

これをすると

スクリーンショット 2021-09-10 22.03.52

全てが同じものを表示させます。

ですが、条件を付け加えることができません。
つまり、全てをそのままコピーすることしかできないのです。


Googleスプレッドシートは条件に応じて必要なものだけを表示させることができます。

使う関数は1つだけです。

=QUERY()
(指定した条件だけのデータを抽出する関数)


それではやってみましょう。

=QUERY(B:C)
を入力してみると、指定した範囲全てを表示します。

スクリーンショット 2021-09-10 21.59.24

このようにエクセルの「=」と同じ表示になります。

スクリーンショット 2021-09-10 21.59.01


それでは、条件に応じて表示をさせてみましょう。

条件は、B列に「E」がある行を表示させます。

=QUERY(B:C,"select * where B='E'")
(B列にEがあったら、全ての列(B列とC列)にあった行を表示させる)

スクリーンショット 2021-09-10 22.37.11

すると、B列にEがある行だけが表示されるので
空白も詰めてしまうため、1行目に表示されます。

スクリーンショット 2021-09-10 22.37.43

もし同じ行に表示させたい場合は
2行目に入力します。

スクリーンショット 2021-09-10 22.54.49

ではちょっと応用編です。

B列とC列にEがあった場合に表示をさせてみましょう。

=QUERY(B:C,"select * where B='E'or C='E'")
(「or」は又はという意味になります)

スクリーンショット 2021-09-10 22.58.51

B列にEがある行とC列にEがある行が表示されます。

スクリーンショット 2021-09-10 22.58.03


「or」をつかったので、「and」も使ってみましょう。

B列にEがある且つC列にEがある行を表示させます。

=QUERY(B:C,"select * where B='E' and C='E'",1)
(「and」は且つという意味になります末尾の「,1」を忘れないように)

スクリーンショット 2021-09-10 23.07.48

これをすると

スクリーンショット 2021-09-10 23.09.45


B列とC列にEが含まれている行だけが表示されましたね。
これで完成です!!

これを応用すると様々なことに使えるので
基本はしっかりと覚えておくと便利です。


Query関数を試しに使ってみてください。
きっと感動すると思います。


最後まで読んでいただきありがとうございます。

ステップ3は

「シートとシートを繋ぐImportrange関数」

をお届けします。




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