とんぷそん

本を読んだりゲームしたり模型を作ったり。

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最近の記事

【感想】ブルーアーカイブのメインストーリーを終えて

ブルーアーカイブのメインシナリオを今配信されている部分まで読み終わりました。 影響を受けたと公言している作家陣をみるに、完全にシナリオライターが俺たちの同類なので、刺さってはくるだろうなぁ・・・と予感はありました。 ありましたけど、ここまで俺の情緒貫くことなくない!? ブルアカのストーリーは○○編、⬜︎⬜︎編って感じで分かれていて、一番最初にストーリー選択画面に入った段階で全部のストーリーのタイトルとアイキャッチみたいなのが見えるんですね。その時点で多分物語の総決算であろ

    • 30時間くらいプレイしたけど、結局ゼノブレイド3は合わなかった。2はちゃんとクリアまでやれたのになぁ。

      • 『アノマリー 異常』 エルヴェ・ル・テリエ(早川書房)

         BEST SF 2022 海外篇 第4位(SFが読みたい! 2023年版)  海外で絶賛され、日本でも話題になったエンタメ小説。  「あらすじを読むな」「ネタバレ厳禁」「表紙すら見るな」と過剰なまでに情報を仕入れずに手に取ることを勧められる作品。登場人物紹介となる第一部と、物語が急激に動く第二部に分かれており、一応第一部に関しては物語を語っても問題無さそうなので、この記事ではそこまでは触れています。過剰に今作への初体験を気にされる方はご注意ください。  以下簡単な作品紹介

        • 『走馬灯のセトリは考えておいて』柴田勝家(ハヤカワ文庫JA)

           前回のnoteで読書のインプットとアウトプットを意識してちゃんとやろうと言う決意文の様なものをしたためました。  とりま『SFが読みたい!』という毎年刊行されているランキングの様な本から、国内・海外SFのトップ10を攫ってくぞ!!と息巻いたーー  巻いたのですが、1冊目から入っちゃいないですね。はい。だって直前に読んでた本がこれなんだから仕方ないじゃないか。  まぁ今回紹介する本の作者も、日本SFの現在を語る上で外せない、気鋭の作家さんなので良しとします。目的はSFの「現

          SFが読みたい!SFを読もう!!

          数年間放置していたnoteをそろそろ有効活用しようと思い筆を取ります。 自分は結構本を読み、感想をまとめては読書メーターとかに載せてたりもしたのですが、ここ数年はそういったインプットもアウトプットもめっきり減ってしまいました。 本を読まなくなる、本屋に行かない、新しい本と出会わない、読書欲が湧かない、本を読まない……の負のスパイラルをなんとか断ち切るために何をしようか。 そうだ、noteで読んだ本をまとめて、得るものがあった作品についてはちゃんと書き残しておこう! と思い

          SFが読みたい!SFを読もう!!

          プラモ覚書「TAMIYA 1/35 2号戦車」

          こんにちは。春になったので部屋の模様替えをしている最中なのですが、出るわ出るわ積みプラの山。後で作ろう、いつか作ろう、とりあえず買うだけ買っとこう、でプラモの箱が増えていくのはプラモを趣味にしている人間の宿命とも言えます。しかし、箱を整理していて出てくるのが「未完成プラモの山」なのも自分を含めて多くのモデラーの悩みの種の一つではないでしょうか。 何故こんなにも出来上がってるんだか途中なんだか分からないプラモデルが沢山発生するかと言うと、それはひとえに「何を持って完成とするか」

          プラモ覚書「TAMIYA 1/35 2号戦車」

          今年中には……の願い叶わず、シン・エヴァが来年1月公開になったわけですが、Qから8年を考えたら誤差みたいなもんか

          今年中には……の願い叶わず、シン・エヴァが来年1月公開になったわけですが、Qから8年を考えたら誤差みたいなもんか

          答え合わせは、未来で。

          日常生活の中で未来を感じられる物って何だろう。パソコン、家電、スマホ?今流行のスマートスピーカーやドローンだろうか? どれも技術の進歩は目覚ましいけど、『未来感』があるかと言われると微妙にニュアンスが違う気がする。未来って何か。人によって色々考え方はあるだろうけど、自分としては、今から地続きな明日、明後日じゃなくて、今いる場所から見えている情景、そこから少し切り離されて『先にある場所』なんじゃないかと思う。パソコンやスマホの進歩は目覚ましいけど、スペックの単純なアップじゃなく

          答え合わせは、未来で。

          最終試験

          「それでは最終試験です。これから指定する場所へ向けて運転してください」 そう言って目的地のデータをタブレットから車に転送する。内容を精査する様な一拍の間の後で 「了解しました」 固く無機質な答えが返ってきた。 「分かっているとは思いますが、普段の運転能力を審査する試験です。交通状況には注意しつつ、あくまでいつも通りの運転を行ってください。何か質問は?」 「特に有りません」 「分かりました。それでは審査を開始します」 その言葉を合図に、車が起動する。グッと加速感のあるぎこちな

          2時間ほど文章書いてると、もうPCのバッテリーが20%くらいになってる。そろそろ変え時かなぁ

          2時間ほど文章書いてると、もうPCのバッテリーが20%くらいになってる。そろそろ変え時かなぁ

          『HELLO WORLD』のシナリオがほんとによく出来てるって話

          『HELLO WORLD』という映画をご存ですか? 今年の秋に公開されたアニメ映画で、完成披露試写会を作品の舞台となっている京都、しかも野外で行った様子が情報番組でも取り上げられたりして、少し話題になった作品です。 私は脚本を担当されている作家、野崎まど氏のファンなので、公開に先立って発売された小説版を読んだ上で劇場へ足を運びました。 昨今のアニメ映画ブームで乱立した作品の中では珍しい、シナリオでしっかり牽引する一本だな、というのが率直な感想。 ファンの贔屓目というのも多分

          『HELLO WORLD』のシナリオがほんとによく出来てるって話

          the pillowsを聴きなよ

          the pillowsってバンド知ってる?今年で結成30周年の大御所で、有名アーティストからリスペクトされてるのに、今だに「永遠のブレイク寸前」って言われる程に一般知名度が低い。 ファンになれ、好きになれとは言わないけれど、the pillowsの、山中さわおの紡ぐ世界に触れず生きていくのは絶対に勿体ない!コレだけは断言できる。聴いたことない人はぜひ一度、それこそLINE musicでもAmazonでもAppleでも、気になる音楽が秒で聴けるいい時代なんだから、the pil

          the pillowsを聴きなよ