４年に１回、別人になる！？

 にんげんの体の細胞は、

約４カ月で入れ替わる。

皮膚が４週間。

血液が４カ月。

一番長いのは、骨の細胞で４年。

つまり、４年で、全ての細胞が

入れ替わります。

言い換えると、人の体の細胞は、

４年でほぼ新しくなり、

「別人」になるのです。

とはいえ、実際には老化した

細胞から入れ替わるだけなので、

姿かたちが変わることありません。

これ。数年前に読んだ記事の抜粋です。

４年で細胞が入れ替わる。

別人になる。

がんサバイバーである私。

これを読んだ当時、

「細胞がすべて新しくなる？

だったら、がん細胞も

なくなって新しくなるってこと？

だから私は生きているのか？」

とか、

「細胞が新しくなるから、

いろんな記憶が薄れたり、

忘れたりするんじゃないか？

細胞がそのままだったら、

ずっと忘れないのでは？」

と、なんともアホな、

のんきな妄想をしていました(笑)

人間の細胞は６０兆個。

この途方もない数の細胞が、

たった４年ですべて入れ替わる。

これを発見した人もスゴイなと。

どうやって調べたんだろう？

と、不思議に思います。

自分の細胞が新しくなっている。

でも、そんなことは、

もちろん実感としてはまったくない。

面白いですね♬

私の体がご機嫌でいられるように、

「はたらく細胞」。

手足が動いて、ご飯が食べられて、

素晴らしいものが見られて、

美味しい空気が吸えて。

これら１つ１つすべてを

可能にしているのは、

私の元気な細胞が、正常に

はたらいてくれているからこそ。

感謝、感謝です。

がんサバイバーになって、

・当たり前なことなど、

何１つない

と、実感できるようになりました。

私の中にある６０兆個の細胞。

どうか引き続き、元気で

仲良く、楽しく働いておくれ！

私も一緒に、楽しむから♬

最後まで読んでいただき、

本当にありがとうございました。