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忘却の彼方へ〜♬

 人は1日に、約6万回も考えているそうです。

そして、約3万5千回、決断しているのだそう。


 それなら、いろんなことを「忘れて」も、

仕方がないですよね(笑)



 ところで、私は、メモを取るのが苦手です。


と言うのも、自分が書いた字が、

象形文字をベースにしているのでとっても読みにくく、

私しか読めません。(私も読めない時もあります。。。)

メモなので、それでOKなのです。

が、



生まれてから何度も、

・字が下手/読みにくい

・もう少し上手に書きな

・慌てなくて良いから丁寧に書きな

と、言われ続けてきました。


 その結果、字を書くのが嫌になり、

メモを取るのも嫌になりました。


 なので、パソコンが登場した大学時代。

これはもう、歓喜でした。

 論文も、提出物も、発表資料もすべてパソコンでOK。

僕の字を披露しなくても良い!最高だ!

appleとMicrosoftに拍手喝采しました(笑)


 ただ、パソコン主体に切り替えて、気づいたことがあります。

これは、私に限ったことかも知れませんが、

「入力した(書いた)ことを、覚えていない」のです。


 これは、データとしても出ているそうですが、

『メモで書き残した内容の方が、パソコンで残した内容より

脳が記憶として覚えている』のだとか。


 なるほど。脳がそういう仕組みになっているのね。

 実際、私は2024年の2月中旬から、こうしてnoteを使って

ブログを毎日書いていますが、1週間ほど前に何を書いたか?

覚えていません。(苦笑)


 なので、重複しない&思い出すために過去のブログを見てから、

書いています。

まぁ、同じ内容を違うタイミングで書くことも、楽しそうですが。


 さて、この忘れるという行為。

これ、みなさんにとってはどんなイメージでしょう?

やっぱり、あまり良くないイメージでしょうか?


 忘れるの漢字は、「心を亡くす」と書きます。

こうやって書くと、なんとも悲しい、切ない気持ちになりますね。


 ただ、私の場合は、少なくとも「マイナスイメージ」ばかりでは

ありません。


むしろ、プラスイメージが多くあります。

例えば、

・ガンになった時期を忘れた

・抗がん剤治療や手術後のリハビリのツラさを忘れた

・自分が現役のがん患者だということを忘れる

などです。


 私の場合は、

「忘れないと、新しいことを覚えられない」

と、考えています。


 もちろん、忘れたことで「やらかす」こともありますが(汗)

それはそれとして。


忘れたくても、忘れられない。

忘れたくないけど、忘れてしまう。

人間って、本当に、面白いですね。


 さて、今日は三男の小学校の入学式。

ビデオにカメラに三脚。忘れないようにしようっと♬


最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。

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