2月後半のことなど

〇観た聴いたものなど
・「愛は消えても、親切は残る」。村上春樹がプロデュースしたボサノバライブ中に、春樹が紹介したボネガットの言葉。なんだか沁みた。配信で見たボサノバライブ、とてもよかった。しゃべる春樹の姿が新鮮! でもラジオの語りはすでになじんでいて、映像もすぐに慣れた。小野リサの歌声は、ボサノバのためのそれで心地よかった。山下洋輔の演奏姿を初めて見たのだが、素晴らしかった… なんというか、姿とか指は小さく硬い感じなのだが、そこから紡がれる音が柔らかく豊かでそのギャップに圧倒された。村治佳織も出ていて、先日の村上ラジオで戦メリを演奏し、坂本美雨がつい涙したという話を聞いて、ラジオも聞き直す。戦場のメリークリスマスはもちろん、そのあとに演奏した「人生のメリーゴーランド」も、驚くくらい抒情的で、これが表現というものなんだなという新鮮さ。村上ラジオで春樹がセレクトする音楽もとてもセンスが良くて、お気に入りのRADIOです。
・ウーチャカが無事復活。良かった。

〇食べたもの行ったところ
・大宮で広島のアンテナショップが期間限定で出店していたので、いくつか買い物。くにひろ屋の洋酒ケーキは最高だった。お酒系お菓子が好きだが、その中でも一番!

・吉祥寺。おしゃれな雑貨屋、カフェ、本屋。駅前の若者が多く混雑した感じが苦手だったが、そりゃ人気になるよね~ というのが実感できてきた。おしゃれshopはすべて吉祥寺に集まっているのでないかしら。ジークレフで茶葉とチャイスパイスを買ったが、店員さんがとても馴れ馴れしくでも親切だった。西荻窪まで歩き古本屋たくさん回ったが、結局吉祥寺のジュンク堂が自分に一番あっていて楽しんだ。

・半休とって蔵前さんぽ。ここもおしゃれなんだけど、妙に落ち着かない。平日でも若者が多く、人気店はどこも混んでいて、苦手だった。蔵前神社の桜(梅?)はとても綺麗だった。浅草まで歩いて、やはり古い街のが落ち着く。フェブラリーキッチンのホットサンド、美味だったが、ホットサンドってパンが重たい。。

・見た目がおいしそうでも味がそうでもない、というのはよくあるが、40年弱生きてくると、だいたい自分の想像の範疇で、そろそろ自分の感覚を信じて、話題のものを何でも口にするのでなく、自分が本当に美味しいと思うものを食べ、心地よいと思う場所に足を運ぶようにしよう。読みたい本や観たい映画が積み上がりすぎるが、これも義務感で消化でなく、自分が本当に面白そうで読みたいものを! 他人の欲望を自分の欲望と勘違いしない。

〇買ったものやったこと
・古いPCを処分。データ消去ソフト買ったが、使い方わからず、泣きそうになりながら奇跡的に完了した。世の中はわからないことだらけ。NISAを申し込んだが、調べている間、知っているようで全然知らないことだらけだった。
・3回目のdrobeが到着。色が好みのものばかりで、初めて好みのスタイリストさんに出会えた。ネットで紹介記事を見ても、この人すてきだな、という人だった。3回目イマイチだったらやめようと思っていたけど、続けようかな。服買うのが、本当に面倒なのだよね。でも新しい服と出会うって大切なことでもあるかと思う。

〇体調、仕事
・毎日お菓子と毎食炭水化物をやめ、たんぱく質ミネラルビタミン食物繊維で栄養とることを意識している。今までおなか空いてもほとんど糖で満たしていたんだなぁ… 時々パンとかたくさん食べてしまうと、うっと来て、やはり小麦が体にあっていないことを知る。

・人と会うのしゃべるのおっくうになっているのはセロトニンが足りないとか。陽射し浴びたり散歩しているんだけどなぁ。仕事、効率的に親切に取り組むようになったら、少し気分が晴れてきた。でも説明なく業務の流れが急に変わって、ひどい仕組みに怒ったり、困ったり、2月末にどどっと人がやめたり、異動したり、あまりに忙しくて、疲れた。ドライな職場だが先輩をオンラインランチに誘ってみた。返信あると癒されて、オキシトシンが出ているようだ。飽きるくらいたくさん旅行したおしたら、猫を飼いたい。春になったら、人と会おう。

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