犯人捜しが好きなリーダーはチームから排除しないといけない

当たり前の話だけれど人間が働く以上誰にでもミスはあり得るし、ミスが起こった際にはその原因を認識して同じミスが繰り返されないような仕組み作りに注力しければならない。

そのためにはミスした人を責めるのではなく、なぜそのミスが起こったのかという原因にフォーカスする必要がある。その際にとても重要なのは、ミスをした人の熟練度や能力、注意力といった属人的な部分は無視して、誰が当事者だったとしても起こりえるミスだという前提にたって原因を探ることだ。つまり人が悪いのではなく作業環境や手順など、仕組みに問題があるのでは? という前提で議論を進める必要がある。

しかし世の中にはミスが起こった際に犯人を見つけ出すことと、その犯人と決めた人間を厳しく叱責することがリーダーの役割だと勘違いしている人間が存在する。このようなリーダーの元では問題が解決しないばかりか、同じミスが繰り返され、さらにそのミスが隠蔽される方向に進む可能性が高い。まずはこういったリーダーを排除することがチームを機能させるためには必要になることが多い。

2016/4/16

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