Ⅰ.読書 千に一つの奇跡をつかめ!
なんとなく始めたNoteだが一旦は読んだ本の感想について書き連ねていく使い方をしようと思う
⒈読んだきっかけ
Youtubeでダラダラと動画を見ていたら、麻布競馬場×佐藤優の文藝春秋の対談動画が出てきた
そこから佐藤優氏関連の動画をいくつか見ていたときに、氏がお勧めしていた本なので、一旦読んでみようと思った。
⒉全体的な感想
第二電電共同創業者である筆者の千本倖生氏の人生とそこからの教訓が示されていた。
稲森氏と立ち上げた第二電電(現・KDDI)の創業・拡大までの試行錯誤、稲森氏からの訓言、自身のベンチャー精神、現在のチャレンジについてが大きなトピックだった。
全体を通してサクッと読みやすく、波瀾万丈な人生から得た気づき・教訓は興味深いものが多かった。
共感するところも多くあったが、唯一いまいちわからなかったのは、晩年の筆者の運命論的な考え方は、若輩なわたしには実感を伴ってはわからなかった。
きっとわたしが筆者ぐらいの年齢になったときに分かることなのだろうと、頭の片隅に置いておこうと思う。
⒊印象的な部分
稲森氏と第二電電立ち上げ時の会議において、社名を決める部分が印象的だった。
当初は暫定的に、第二電電というプロジェクトネームとしており、新社名を決定する会議も行われていた。
そのとき、稲森氏が筆者が提案した横文字の社名を跳ね除け、そのまま第二電電を提案したのだ。
なんでわざわざ当時の電電公社の二番手ということを社名で表さなければならないのか、と筆者は反対していた。
このとき稲森氏は、「確かに名前は泥臭いが、老若男女に一発でなんの会社かわかってもらえる」と言ってのけたのだ。
当時は、電電公社に続く通信事業会社の勃興期だったので、シェアの獲得は大きな課題だった。それを社名で提示しようとしたのだ。
このエピソードは稲森氏のビジネスセンスに感嘆させられた。
⒋印象的だった理由
われわれは気を衒った発想などで人目を引くことが多い。
しかし、カッコよくなくてもわかりやすいというのはビジネスの場、ひいては生活において非常に重要なことだろう。
ブランド的なネーミングは必要だが、それは臨機応変にわかりやすさとかっこよさとのバランスが重要なのだなぁとこのエピソードに考えさせられた。
⒌終わりに
今回初めてNoteに長い文章を書いた。
疲れた笑
だが、文章を書くのも適度に脳が疲れて気持ちが良かった。
最近は文章を書くのはほぼGPTに任せているので、頭を絞って文を書くのは久々だった。
個人的には意外といい感じに楽しかったので、気の赴くままに続けていこうと思う。
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