子供のころの記憶

多分、幼稚園年長か、小学校低学年のころ

ある時期、私は毎日のように、学校が終わると

母に連れられて、電車でどこかで出かけた記憶

がある。

そこは、大きな建物で、ベッドが並んでいて

包帯で巻かれた、兄が両足をつられて

うんうん唸っていた。

当時の私には、病院という概念すらなくて

ただそこに行って、我慢してると

母がおやつを、くれたので、いやいやながら

ついて行っていた。

後で知ったことだったが、バイクで事故を起こして

9か月くらい入院して、しかも同級生も巻き込んで

かなり大変だったらしい。

母親はそのことをあまり語りたがらないし

兄は、俺は自分の力だけで、予定より早く退院したと

自慢するばかりで、まあ現在の兄の暮らしぶりを

見ていても、結局同じこと繰り返してるように見える

私も、人のこと言えた義理ではないが、さすがに

自分は完全無欠なんて、口が裂けても言えない

そう、いままさに感謝の気持ち持って生きていけそうな

やっとなれそうな、やさしい気持ちになれるかな的な

まだまだ、浮き沈み激しいけど

とりあえず、一歩 踏み出せた気がしてます。

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