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ゆっくり走れば風は吹く -ときのそらってどんな人?-

このnoteを読むべき人々

・PS Musicで"ときのそら"という名前を見かけて「誰コレ」って思った人
・限界オタクの文章を読むのが趣味な人
・全世界1000兆人のそらとも
・その他、時間の使い道に困ってる方々

使ってる? PS Music

PS4でSpotify、聞いてる? 俺は昨日入れた。
PS Storeのミュージックをよく見ている諸氏は、もしかしたら最近、茶髪ロングの「ときのそら」って女の子を見かけたんじゃないかな。

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人によっては「PS4Proプレゼントだって!? サインの主はよくわからんが、俺は応募するぞ! ジョジョーッ!!」って言ってキャンペーンページに飛んだかもしれないな。
そういう人は、この子が作ったプレイリストにもちょーっと耳を傾けたりしてくれればいいと思うよ。作業用BGMでいいからさ。

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そう、その中段左側の黒いアイコンね。
NeiA:Automataとかoath signとか、メジャーどころで耳に優しい曲の中に、ときのそら自身が歌った曲が差し挟まってるんよ。
そっからちょろっと興味持ってもらえると、とってもとっても嬉しいなって思います。「この子ふっつーに歌うめーな」みたいな。

Store内で流れる動画では十人並みの美少女(2~2.5次元特有の表現)がふわふわ口調で、自身の新譜『My Loving』の宣伝をしてる。
この動画はPS公式がTwitterに載せてたので引用させてもらおう。

サブカルに明るければ、"バーチャルYouTuber"なんて言葉は耳にしたことがあるかもしれないな。
ときのそらは、そのバーチャルYouTuberの黎明期から活動してる一人で、その群雄割拠の中で「アイドル」という方向性に舵を切った一人だ。

詰め込みの事前知識は一旦この辺にしよう。
まずはさっきのプレイリスト(リンク先は同じだ)……の中の、ときのそらの曲だけでも聞いてきてくれ。

ゆっくり走れば風は吹く

要するにこのnoteはこのナンバーのオタ語りがしたいんだ。付き合ってもらうぞ。
※初心者向けなので薄味にはする……つもりだ

前のオリジナル2曲(そんな雨の日には、ほしのふるにわ)と違って、アップテンポで爽やかな『ゆっくり走れば風は吹く』。
聞いてくれた諸氏は、「なんか2番からラスサビの間にラジオ入っとる」とか思ったりしたんじゃないかな。
これにはちゃんと出典がある。

https://www.youtube.com/watch?v=wGNJ-wILHas
(該当箇所は37:50から)

この動画は2017/12/28に行われた生放送のアーカイブだ。
2年以上前……サブカル界隈で"バーチャルYouTuber"という言葉が認知され始め、爆発的なブレイクを目の前にしていた、そんな時期の。

この頃は今のアイドル衣装でもなかったし、青のカラコンも入れてなかったし、お化粧も今と違った。
(※バーチャルYouTuber界隈ではモデルチェンジをしばしば"お化粧"と呼称する。この辺の作法は別に一本記事が立ちそうなので、深くは突っ込まないことにする)

僕らのスタートライン

件の2年前の状況をざっくり概説しよう。
まず、そもそも「ときのそら」はアイドルではなく、アイドルに憧れた女子高生だった。
性格柔らか目の女子高生がカメラの前に立って、少々無茶な企画に挑んだり、チャットのコメントに返したり、そういうユルめのエンターテイメントだったんだ。
声楽に明るかったこともあって、エラそうな言い方にはなるが、歌は当時から結構上手かったかな。
とはいえ、自分の曲なんてものはまだ無かった。普通のJKだったしね。
素養はあってもアイドルというのは届かない星みたいな憧れ、ライブに至っては文字通りの「夢」だった。

記録によると、この放送の後にチャンネル登録者数が10,000人を超えたらしい。
このnoteを書いている時の、約1/30だ。
今でこそ「そらちゃんは間違いなくアイドル」と胸を張って言えるが……ってヤツだ。

……とまぁエラそうに色々書き殴ったわりに、俺はこの時まだときのそらを知らなかったんだがな。

時が流れて景色が巡りながら

そんな2年前から、新譜の『My Loving』が発売されるまでに何があったか。
……いやマジで色々あった。全部書いてると家系ラーメンぐらい濃口になるから、できるだけかいつまんで説明する。

まず、2018年に入ってすぐに「自分の曲」ができた。
作曲家・作詞家が仕事で持ってきたわけではなくて、才気あるそらとも※の方からの善意の提供という形で。
(※そらとも:ときのそらを脳内推しフォルダに入れている人々の総称。ファンという呼称は適切でないと感じているし、なによりそらちゃん自身が望まないので表記を控えさせてもらった)

この「夢色アスタリスク」は、最も早くときのそらに提供された曲(ときのそらCh.としての初投稿ではないが)であり、2年経った今でもある種の"レジェンド"として語り継がれている。
1年ほど前にDreaming Night!! ~一夜限りのそらとも音楽祭~と称して、ときのそらが歌ってきた数々の曲から人気投票を行った結果、ぶっちぎりの、そして納得の1位を飾った曲でもある。

もう一つ。たくさん歌を歌うことに関しては、今も達成し続けている。

2020/03/08時点で56本の動画が、このリストには追加されている。
ざっくり計算すると2週間に1本ぐらいの頻度で投稿されてることになる。えぇーマジか。すげーなこの子。
だってレコーディング以外にMIXとか動画付けとかやること色々あるんでしょ。よく分かんないけど。

あとあれ、メジャーデビュー1発目でフルアルバムをリリースというウルトラCもキメた。
このアルバム『Dreaming!』も色々な音楽提供サービスで聞けるはずなので、探してみて欲しい。

で、最後の"ライブ"だ。
横浜アリーナでのライブは未だ追い続けている夢だが、2018/12/17にはタワーレコード渋谷店にてお友達の銀河アリスと共に、2019/10/06にはVeats Shibuyaにてワンマンライブを行い、どちらも大盛況を収めている。

言ってしまえば"リアルのiDOLM@STER"を駆け上がってきたときのそらの、その最前線が今回の『My Loving』ということになる。

まだまだ終わらないこの夢

そういう、「2年前に願っていた夢」を、「2年後に叶えた今」として、その最前線の歌に乗せたのが『ゆっくり走れば風は吹く』ってわけだ。
はい激エモ。アニメなら神回タグがつくやつだよ。オタク君ってこういうのが好きなんでしょ。

未だに「横浜アリーナでのライブ」は叶っていないが、最早それは手の届かない星でも、醒めたら消えてしまうような夢でもなくなった。
その"目標"に向かって日々頑張っている"ときのそら"というバーチャルアイドルにちょっとでも興味が沸いたら、まずはチャンネル登録からはじめてみませんか。

最前線に追いつきたい方は、遠慮せずMy Lovingからとか、どうでしょう。

散文読んでくれてありがとう!
ときのそらは、いいぞ!!

君が実に酔狂な、その辺の一般人をつかまえて月一で飯を奢るような人間なら、そこの『サポート』というボタンを押してみてもいいだろう。