就労継続支援B型で働いてから半年以上が経った

就労支援B型の施設に通ってから半年以上が経った。作業内容は、公的な大きな施設内にある樹木や芝生の管理。具体体には、樹木の剪定や掃き掃除や除草をしたり。あと落ち葉を拾って腐葉土を作ったり、その腐葉土からカブト虫の幼虫を見つけたり。こういうネイチャー方面ってセレブが最終的に行き着くところなので、実質的にセレブと言っても過言ではない。

家から近いし、作業内容は好きだし、嫌な人がいないし（超重要！）、お金も貰えるし。不満なところがない。強いて上げれば、雨のときは室内作業なので体を動かせないのが嫌かな。狭い室内だと圧迫感があるので梅雨になったらそれに耐えられるのかと思っていたけど、大丈夫だった。もちろん、好きではないんだけど。今年は梅雨が早く終わってよかった。

工賃に関しては、売上に左右されるけど、500～550円くらい。B型の全国平均の工賃が223円（2019年）なので何でこんなにもらえるんだろうかと驚いた。B型に通ったきっかけは、昨年まったく人と話さなかったところ、言葉が出なくなってマジやばいと思ったから。人と会うだけでなく、体を動かして心身の健康を取り戻したかった。

肉体労働なんだけど、それほどきついとは思わない。でも、体が弱っているので毎日あちこちが筋肉痛。気合い入れて頑張るぞーという感じで働いているので、職員さんから「ゆっくりやっていいんだよ」と言われる。でも、自分の限界を試したいからフルパワーでやっていたら、「午前中だけで1日分の作業をしているね」と職員さんから驚かれる。家に帰るとぶっ倒れるんですけどね……。

最初は週2の午前中しか作業していなかった。2時間程度。1時間作業して、30分休憩して、また1時間作業する。気温が高かったり、作業の負荷が高いときは、作業時間中も5分くらい休憩を取ってくれる。ちょーホワイトじゃね？　それにお喋りしながら作業しているとすぐに時間が過ぎる。だけど、家に帰るとすごく疲れが出る。大したことをやっていないのにとショックを受けていたけど、徐々に体が慣れてきた。

ただ、最近は暑くなって35℃前後の気温の中の外作業はきつい。一度熱中症になってほぼ丸一日頭痛で苦しんだ。水分はしっかり取っていたけど、マスクをずっとつけているのは危険だと思う。人が近くにいないときは外すことにした。

何年もこの作業を続けているメンバーさんがいるんだけど、週5で午前午後と作業している。暑くても寒くても。やっぱり継続することで作業できる肉体が作られるんだろうなと思う。

7月から週5に挑戦する。この作業だけでマッスルには慣れないけど、基礎体力はつけられると思う。午前の歩数を調べると、大体3000～5000歩。1日やるとけっこう動くことになる。
まずは今自分にできることをやるしかない。そこからワンチャン生まれるかもしれないし。サッカーでも何度もゴール前に顔を出すフォワードが点を取るんだぜ。