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人生2度目の石焼き芋屋さんに出会った!

先日、石焼き芋屋さんに出会いました。
なんだそんなこと!と言われてしまうかもしれませんが、
私にとっては珍しいことだったので書いておきます!

思えば1度目の遭遇は、小学生の頃、埼玉県に住んでいた時に
冬の夜、母が「焼き芋屋さんが来ている!」と家を出て行ったのです。
続いて外を見ると、赤い提灯の屋台が。
黒い石がゴロゴロしている上にサツマイモが乗っている。茶色い紙袋を受け取ると、すごく暖かい。
冷たい冬の夜、抱えて家に戻りました。「紅あずま」という名前なのだと教えてもらい、さつまいもにも種類があるんだな〜と思った思い出。

その後、通りすがりに「いしやーきいも♪」という
声は聞こえど、姿は見えず…ということは何度かありましたが買えることはありませんでした。

それから、東京に引っ越し、「石焼き芋屋さん」には出会うことはありませんでした。
東京にはいなかったのだろうか。
それともたまたま出会えなかっただけなのか…

先週、夜20時頃、コンビニにたまたま買い物に行った時のこと。

「いしやーきいもー」

遠くから、あの、おじさんの歌声が聞こえてきました。

まるで野生のレアポケモンに遭遇したかのような気持ち。
だが、姿は見えず…
車道から来るのか、住宅街から来るのかわからない。

しばらく待っていると
細い路地から赤い提灯をつけた車がゆっくりやってきました。
車の車体にはクレープ屋のようなカラフルな写真と文字が書かれた看板があります。

昔見た記憶より明らかにグレードアップしてる!

嬉しくなって買いに行きました。

種類は、シルクスイート、安納芋、紅はるか、紅あずま。

紅あずまがある!と1つ頼みました。

トラックに乗っているお店の人はおじいさんとおばあさんで、また懐かしい気持ちになりました。

寒い冬の夜に、焼き芋を抱きしめるとホッカイロのように暖かい。
初めて焼き芋屋さんに会った時のことを思い出し、
母のことを思い出し、ノスタルジーに浸るのでした。

紅あずま以外のさつまいも食べてみたいから、また同じ時間に行ってみようかな(´ω`)


おまけ。絵に描いた子です。

令和の女子高生、令和ちゃん(仮)
冬でも寒くても、くるぶしソックス。

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