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「君は冥土様。」2024年秋アニメ感想8~いつの時代もメイドさんは男子のロマン?

「君は冥土様。」は「しょたん」さんによる漫画作品。
小学館漫画配信サイトおよび漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて2020年より隔週日曜日に配信中。既刊8巻。

ある日突然、メイドさんが営業に来た――。

高校生・横谷人好の家に突然の来訪者が現れた。
黒髪で清廉、丁重な言葉使いが特徴的なメイドさん。

第一声は「私を雇って欲しい」。

彼女は前職が“殺し屋”、特技は“暗殺”、家事は全くの初心者で“ドジっ子”
運命の出会いから、メイドさんと同じ屋根の下での共同生活がスタートする…!?
だんだんと、感情を知らない彼女の心が揺れ動いていく――。

アニメ公式サイトより

かなり、懐かしい設定と展開の作品です。
それゆえにかなりツッコミどころがありました。
作画はとてもきれいで、OPは必見です。


気になるポイント


・設定とキャラには気になるところがない

これは悪い意味で気になるところが無い…ってかんじですね

「突然男子高校生の自宅に美少女メイドさんが押しかけてきて雇ってほしいと言ってくる」
「夏休み中なので親は留守」→そのまま雇っちゃう。
「メイドさんはドジっ子で家事ができない」
メイドさんの名前は不明

もうお約束のオンパレードでした。

こういう作品見たことない人には新鮮かもしれません。

気になる点は1つ、メイドさんは人好のことをなぜ知っているのか?っていうところですね


・生活描写から主人公の家庭環境が推察できる

特に気になってしまったのが、主人公の人好の家の中。
一軒家なのですが、ゴミ袋(おそらく70リットル)が、寝室、廊下、リビングと、家中に置いてある。


一人で生活しててこのごみの量だと1週間どころじゃないですね…
2か月放置くらいかな…とリアルに考えてしまった。
家は綺麗で一見お金持ちにも見えるのですが…

リアルな話、ゴミ屋敷って、まずゴミ袋に入れられてなくて、ゴミがそこら中に散乱してるんですよね。
だから、ゴミ袋にまとめてる時点でそこまで終わってないと思うのですが、
袋にまとめたならあとは出すだけなのに、
なぜゴミを出さないのか?
ゴミ捨て場が遠くにあるからめんどくさいのか、朝起きれないのか、そもそもごみ収集日がわからないのか、とか想像してしまいます
(ゴミ分別ルールが厳しくて、間違うと回収されない、とかいう地域もあるし)

父子家庭で、いつも一人暮らしみたいな生活してるとすれば、
主人公が毎日寝坊しててゴミ出しを忘れてしまってるとかかな?

あまりリアルに考えてしまったら楽しめないので
そのへんはスルーして見ないといけないのかな
と思います


キャラクターの行動や心情の描写

ゴミの件で、主人公がなにか精神的にまいってるのかなと心配にはなりました。
でもメイドが来た時、普通に敬語で会話できるんですよね…。
普通こんなにゴミだらけだと他人を家には入れないと思う。
(メイドさんが行き倒れてて助けを求めに来たとかならアリだとは思うんだけど)
まして見ず知らずの人間を勝手に契約してしまうなんて…(ここらへんはファンタジーですね)

家庭環境が荒んでいてもかわいい女の子が来れば、回復するレベルの精神状態なのか…
ちょっとまだ主人公の性格はわかりません。

親が離婚してるとか、親が掃除できなくて家がゴミだらけなんて、現実でもよくある話だとは思うので、特別特殊とは言えないのですが
うーん…でも、よくあるなんて、現実の方がハードな時代ですよね。

全体の感想

メイドさんのかわいさを楽しむアニメ
ボーイミーツガール物が好きな人には刺さるかも
作画はかなり良いです
とんかつ美味しそう

作画はとてもきれいで、アクションも良かった。
OPもかなりオシャレ。
実写、CG、原作漫画の絵、絵本タッチ、いろいろな表現を使っています。
凄い凝ってますね。
作画だけだと今季の中でかなり良いと思います。

メイドさんがとにかくかわいく描かれていて
美しく儚げに繊細に描く!という制作陣の情熱を感じます。

お話は超超平凡で、続きが気になるタイプのアニメではありませんが、明るめで(ちょっとシリアスあり)気軽に見れる作風です。

メイドさんがかわいいと思ったら楽しめるかも?

ちなみに作者さんはブラックラグーンのロベルタが好きだということで…
長いスカートの中から銃器がゴトっと出てきたり、日傘が盾になったり、マシンガンになったりするのかな…?

なんだかんだ言いつつメイドはロマンですね


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