iPhone12について

 今秋リリースされる予定のiPhone 12シリーズは、全4機種が最新の5Gに対応。これまでは上位2モデルが最速の5Gに対応すると言われていましたか、1モデルのみで、出荷地域も限定的になる可能性が急浮上。


9月8日に「何か」が発表される可能性あり。

 主な要因は「生産」と「5Gインフラ整備」2つの遅れ 第5世代移動通信システム(5G)には、2つの規格。最高速のミリ波は、主要都市といった密集した地域で使用される。サブ6は、スピードでやや劣るものの4Gよりは速く、長距離に対応可能でコストパフォーマンスが高い。都市部はもちろん、郊外、農村地域でより広く利用される。


 Apple内部の情報に通じる著名アナリストであるミンチー・クオ氏は、2020年~2021年にかけて、ミリ波5G対応の iPhoneの出荷は予想を下回る可能性が高いと報告している。

 具体的には、ミリ波対応5G iPhoneの出荷予測は、予想よりも大幅に少なくなる可能性が高いという。したがって、2020年と2021年のミリ波対応iPhoneの出荷数は、それぞれ約400万~600万台と2500万~3500万台と予測され、当初の市場予想である1000~2000万と4000万~5000万台を下回っているという。

 その理由は、新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミックの影響が大きいという。その煽りでミリ波部品の生産に遅れが出ているという報道は、以前にもあったが、Appleがこの決断に至った理由は、それだけではない。

 世界中で、ミリ波5Gに対応する基地局の敷設が立ち遅れている。高機能の端末を持っていても、5Gネットワークのインフラ整備が遅れている国では、宝の持ち腐れになることをAppleは、見越しているようだ。

 時期をずらして2021年には、4GのiPhone 12モデルがリリースされるという噂もある。同様の理由で、地域によっては、まだまだ現役で使えて、コストも抑えられるからだ。

 気になる出荷地域、日本は対象  最高速ミリ波5G対応のiPhone 12モデルが出荷される地域は、アメリカ、イギリス、オーストラリア、カナダ、日本といった主要市場で、その他の国々では、サブ6対応モデルのみを出荷する見通しだとクオ氏は、以前に述べている。



 日本ではミリ波モデル買うことは出来そうですが、日本もまだまだ基地局が少ない。各キャリアの頑張り次第。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?