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第6回 俊カフェ散歩「杉ノ目コース」

第6回俊カフェ散歩「杉ノ目コース」  2023.5.28(日)13:30~15:30 雨
 テーマは「名建築とアート」 
・参加費:3000円(飲み物付き)
・参加者:11名(男5、女6)
・コース  杉ノ目見学は30分程度
 焼肉ラザン ⇒ 杉ノ目を見学 ⇒ 散歩中にアートを紹介
(花吹雪、たまご、ポンサ) ⇒ 安中茶舗 ⇒ 俊カフェ

風情のあるお庭、今度は秋にも見学したいです

●参加者の感想から
・普段は見られない杉ノ目のお部屋を見学させていただいてありがとうございました。昔の華やかなりし小樽のことも思い浮かべることができて、とてもよかったです。
(60代、女性)
・杉ノ目さんをずっと高級料亭だと思っておりましたが、平取や二風谷の方々とも縁があったことに驚きました。萱野茂さんに触れられて大変良かったと思いました。(50代、男性)
・とても楽しかったです。街歩きのコツ、アート、お茶など、自分では気づかないポイントを知れて視野が広がりました。杉ノ目さんはすべての部屋が素晴らしく、良い機会をありがとうございました。(50代、女性)
・普段見慣れた風景でもガイドのおすすめアンテナを取り入れて歩いてみると、これまでは気づかなかった風景や音、色などに目を留めることができました。杉ノ目を見学できてラッキーでした。(60代、女性)
・念願の池田さんの街歩きイベント。6回目にして初参加することが叶い、とても嬉しかったです。街なかで気になる植物や建物、景色があっても、都会では立ち止まってゆっくり見ることができなかったりして、今回みなさんと一緒に見ることができてよかっです。特に今日は杉ノ目さんというなかなか見ることのできない所まで見せていただき、感動しました!! またぜひ参加させていただけたらと思います。(30代、女性)
・正直縁遠いと思っていた杉ノ目さんをじっくりと見られて本当に良かったです、札幌市民として。いろいろ交渉していただきありがとうございました。(50代、男性)

アイヌの家、チセを模したお部屋。


●参加された朗読家・兎ゆうさんがfacebookに投稿されたテキストをご紹介します

昨日は、俊カフェ界隈の歴史や文化を探訪する街歩きイベント
「俊カフェ散歩〜杉ノ目コース」へ参加。
杉ノ目は、大正4年に建てられた石蔵で料亭を営んでいる老舗。
今は数少ない札幌軟石が使われた建物です。
また先代の方が、二風谷のアイヌの方々と交流があったことから、
萱野茂さんが設計したチセのような個室もある等、
アイヌ文化にも触れることができます。
特別な日にしか行けないちょっとお高めのお店なので、
(誕生日イブにデビューしました♡)
すべての個室を見せていただく機会は、こんなことでもないと絶対なく、
しかも、お店の方の解説付きでの見学! 面白かったー♡♡♡
アイヌ文化、札幌の繁華街の歴史について学び考える機会となりました。
しかし、個人的にもっとも興奮したのは、(中略)…あの池田屋です。
池田屋は、今は現存していないく、跡地を訪ねることしかできませんが、
なぜに北海道のすすきのに、こんなものがーーーー!
お訊きしたところ、アンティークで購入されたとのことですが、
博物館にあってもよいようなものですよね!
以前、月琴奏者の永田斉子さんと「月琴で綴る龍馬の手紙」という
演目を上演しましたが、その際、池田屋事件の場面を朗読しました。
一気にまた幕末ブームに火がついたうさぎ。『壬生義士伝』を再読しようかしら! ナビゲーターは、我らが池田さん。
池田さんの熱意と執念(?)とお人柄と運が、実現させた「杉ノ目」見学。
最高でした! 池田さんのお散歩中のトークも、今回も素晴らしかった。
街中アート探訪コースも希望! 「俊カフェ散歩」、次回はみなさんもぜひ!

京都「池田屋」の… まるで博物館のような杉ノ目さんです

●参加されたSさんがinstagramに投稿されたテキストをご紹介します

先日、ご縁あって札幌の街歩きイベント「俊カフェ散歩」に参加してきました。
ナビゲーターである池田さんが主催される俊カフェ散歩。
今回で6回目だそうです。実は以前から参加したいと思っていたのですが
この度、念願の初参加でした。
札幌はわりと新しい街だから、歴史的価値のあるモノなんかは
少ないんだろうな!なんて かつて漠然と思っていましたが
恥ずかしや…無知すぎました… 知らないだけ、見えていないだけ。
昭和の頃の札幌の街並みの写真や地図なんかをみると、流れ流れてきた年月の尊さがわかります。
そこに息づいていた人の暮らしに想いを馳せ、まだ知らぬロマンが
広がっているのだなと気付きました。
幼少期からずっと祖父母と同居していたせいもあってか、わりと昭和初期のものが生活の圏内にあったからかもしれません。
とはいえ、歴史に造詣が深いなどといったことは全く無い為、今回はとにかく感覚に身を任せ、楽しもう! という気持ちで参加させてもらいました。
結果、とっっっても面白かったです。ナビゲーターの池田さんのお陰で
「郷土料理 杉ノ目」さんにお邪魔させてもらい、個室のお部屋を全て見学させていただくという貴重な体験。
なかなかに高級な価格である老舗の料亭さんですが、特別な時には是非お邪魔してみたい、また道外の方も是非お連れしたい、と思わせるような北海道の歴史が詰まった素晴らしい空間でした。
すすきの〜狸小路界隈の街なかアートも堪能し、安中茶舗さんでは、ほうじ茶を購入。無事帰路につきました。
私たちが住む札幌、まだ見ぬ世界が広がっていそうですよ…!

こういったことに限らずですが、意外とそのフィールドに入ってみて
心を開いてみると急に世界が広がっていくことがありますよね。
これからもっと年齢を重ねていっても興味惹かれること、胸躍ることに
真っ直ぐでありたいなぁと思っています。

南5条通りに面した石蔵。中はこんなお部屋です。見事な屏風絵。

●参加されたTさんがfacebookに投稿されたテキストをご紹介します

「杉ノ目」コース「すすきのの名建築とアート」というまち歩きに初参加。
きょうど料理「杉ノ目」さんの中を見学させてもらいました。
趣向の違う部屋が9部屋。和風建築+アイヌ文化の融合。
札幌軟石の蔵の中は、素晴らしい屏風絵…の横、立派な木にアイヌ彫刻。
振り返ると熊の親子の頭骨。
他のお部屋も室内にアイヌのチセ(家)が再現されていたり(萱野茂さん監修)
六角形だったり。
部屋の天井の四隅に家紋の彫刻がついていたり(かなり珍しいそう)
壁にヘラジカ、横に京都池田屋の酒器、美しい屏風絵に、黒田武士の槍。どの部屋も見所たくさん。
豪華だけでなくモダン。落ち着いた雰囲気だけでなく北海道らしさももプラス。なんでこんなに面白いんだろう? と考える。
今までいろいろな建物を見学し、和洋折衷はあれど、和とアイヌ文化が混ざった場所は初めて!
作り手がどんなことを考えながら、この部屋を作ったのか? そんな想像力をかきたてられる空間でした。できることなら、一度食事でも利用したいもの。

もとは質屋の蔵。焼き過ぎレンガの上に軟石を積んでいます

★2022年にLákuraの店主・ピアニスト鳥居はゆきさんから杉ノ目の社長さんを紹介していただき、実現した「杉ノ目コース」。人と人のつながりに心から感謝する日々です。下見なしの当日見学でtakeも感動しました。建物はもちろん素晴らしく、中はまるで私設博物館のように貴重なものが(さりげなく)置かれていて、もっと多くの人に見ていただきたいと感じました。
新しいコースの開拓には多少の厚かましさも必要かな~(笑)

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