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【Bur@rt Diary】SBIオークションとコレクター仲間

毎週月曜日の朝にお送りする週1回の定期投稿企画【Bur@rt Diary】。
ぶらっとアートの編集長が、アートに関すること、日常の好きなことや思ったことを日記形式でつらつらと綴っていく記事です。お暇なときにでもお読み下さい。

週末はアートにどっぷりと浸かっておりました。

SBIアートオークション

日曜日はコレクター仲間と一緒にSBIアートオークションに行ってきました。会場はこれまでと同じように混雑していて、熱気が漲っていたように思います。

今回のオークション、個人的に興味深い作品が沢山ありましたが、周りのコレクターさんも同じように感じていたようです。今回初めて入札した方も多いのではないでしょうか。結果はどうだったでしょう?

有料のnoteにも書いたのですが、今現在でも入手可能な作品が幾つか出品されていましたが、それらの作品でも軽く3〜4倍になっていたりして、不思議な現象でした。どこのギャラリーで扱っていて、いくらくらいで販売されているか?今後の展示予定は?など、色んな情報を持っていればここまでの金額にならないのに・・・、と思いながら見ていました。

落札価格を予想するよりも、プライマリー価格をイメージしながらオークションでつり上がっていく価格を見ていると、経済感覚が麻痺してくるように思います。上昇していく入札価格の根拠が良く分からなくなってくる作品がいくつもありました。アートの怖さを感じました。

しかし、ストリート系、グラフィティ系の作品はバブル状態ですよね。純粋なコレクターではないプレーヤーが参加しているような感じがしました。

会場には若い人が多く来場していました。アートコレクターの若年化が起きているようですね。山口桂さんの著書「美意識の値段」にもありましたが、海外のオークションでは、老若男女を問わず参加するような習慣が出来ているようです。日本ではまだ考えられませんが、アートが生活に自然と入ってくるような時代がやってくると良いですね。

コレクター仲間

オークション以外でも、美術雑誌の座談会や飲み会など、色んな場所でコレクター仲間と話す機会があった週末でした。

仲間との情報交換はとても有意義です。それぞれのコレクターが持っている様々な情報が交換される場所は、孤独になりがちなアートコレクターの共通言語が理解される貴重な機会です。コロナ禍でのコレクション活動など、各自の取組が情報交換されてとても参考になりました。

私もそうですが、ここ最近はオンライン取引が活発に動くようになりました。国内はもちろん、海外での動きもSNS等を通じて多く見られるようになりました。オンライン販売や、海外作家との直取引など、コレクションルートの多様化がさらに加速されたような気がします。

そして、恒例企画の「コレクター訪問企画」の取材も再開しました。
今回はコレクション歴1年というキャリアの浅いコレクターさんでしたが、精力的なコレクション活動によって、溢れんばかりのアートに囲まれたご自宅でした。コレクター訪問企画は今回で5回目なのですが、伺うご自宅によってそれぞれ個性があって、いつも幸せな気分になります。

雨の月曜日スタートですね。
この時期は保有アート作品の環境整備に配慮したいと思います。

それでは、また!



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