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号泣ができなくて辛い

12歳から26歳まで、生理前や低気圧のひどい夜が来ると2,3日大号泣していた
ミノムシのように布団をかぶってワンワンと声を荒げて涙を流す
特に何が悲しいわけでもない、ただ漠然と涙が込み上げてくるんだ
それを絞り出さないと次の日笑って歩けないんだ
大人になるまでみんな言わないだけでそんな夜があると思っていたが、ある時人に見られてドン引かれたときに比較的マイノリティだと知った

26歳で転機が訪れる
私の人生を共に生きたいと言ってくれる人と出会い、私がワンワンと号泣するときに何もできないのにその人がそばにいてくれるようになった
次第に号泣するときの声が小さくなり、涙も流れなくなった
黒くて重くて溶けない不安がゆっくりなくなっていったんじゃないかと思った
毎月定期開催していた大号泣会はこうしてなくなった
奇跡だと思った

その後お別れすることになり、私は一人で生きることになった
なくなったと思っていた黒くて重たい不安がまたムクムクと成長していくのを感じた
モヤモヤしたのを吐き出さないと人前で元気になれないから、大号泣しようとした

どうしよう涙が出ない

吐き出したい感情が不安がたくさんあるのにどうしてだろう
少しだけお酒を飲むと感情が昂ぶって涙が自動で流れ続けてきてそのあと嗚咽がしてきてここだと思うところを意識したら滝のように涙がボロボロ流れてきて声を出すと3倍のスピードで涙がでる

あれ、どうやってたっけ?

どうやってこのドロドロしたのを外に出せばいいんだよ、ねえ

あのワンワン声を出して号泣する行為は、私に月1必要な行為だったんだよな、どうしてくれよう


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最近できるようになりました!ありがとう継続的孤独!

とってもよろこびます