英語文献を訳してみたら、、、
GWも終わり、イタリア人の友達も帰国し、通常営業のM1生活に戻りました。いろいろと忙しかったですが、イタリア語ブラッシュアップできてよかったです。
やはり言葉は使ってなんぼ、の世界だと思うし、特に「会話」はなかなかOpportunityがないので、貴重でした。総じて、外国人はよく喋る!特に男性がよく喋る!喋り倒す!!沈黙している時間がほぼない(あくまで個人の感想です)。なので、リスニングの勉強にもなります。
ビジネス英語って簡単だったのね。。。
さてM1生活ですが、ある科目で英語文献を皆で一章ずつ分担して、サマリーを2~3ページにまとめて提出する、というのが出ました。一章あたりだいたい10ページ前後。
私の担当する章は"Unleashing the Healing Power of the Group"
英語の文章は知らない単語があっても、まあ問題なく読めるだろう、と高をくくっていたんです。教授から「翻訳アプリとか使っていいですからねー」とは言われましたが、このぐらいの量なら英語そのまま読んで、サマリーぐらい作れる、と思っていたんですよ。
以前のアメリカ系の会社で、システム・コンバージョンのプロジェクトにいた際には、システム開発がシンガポールだったので、ユーザー側が作った日本語のBRDを英語にしたり、開発者側が作った英語のFSを日本語にしたり、翻訳専門の人も雇っていたのですが、あまりに大量で間に合わなくなると、クオリティは問わないからとにかく英語に(もしくは日本語に)して!と言われて、私レベルの人が数十ページの書類を1日で訳す、なんてことをやっていたのです。
なので、10ページ程度なら楽勝、と思って、読みながら訳していこうとしたら。。。
え?なんか難しいんだけど。。。
考えてみたら当たり前ですが、大学の教授や学者が書いた文章ですから、高度なんです。。。知っている単語でも、正しい日本語訳が思いつかないし、thatやwhichで繋ぐ長い文章をどう訳そうか悩んでいたら、1時間で数行レベルでしか進まない(泣)
考えてみたら、ビジネス英語はいかに「簡潔に」「わかりやすく」「要点だけ」書くかが重要だったんですよねー。
しかも、そのビジネスや業務の内容を知っているので、「あー、あのことね」とすぐ正しい訳語が思いつくんですよねー。
ビジネス英語ができるからって、英語の読解力が高いわけじゃない、てことがわかりました。えーん。
でも!たとえ時間かかっても!!まずは原文で読んで、理解したいなと思います。
せっかく仕事もやめたことだし、少しずつ自分で訳してサマリー作ろうと思います。このペースでは10ページ訳すのに何日かかるのか、ちょっと考えたくないですけど、いつか終わるでしょう。
幸い締め切りはだいぶ先なので、まずはこれに挑戦したいと思います!
初めて読了したペーパーバックのこと
昔、英語を勉強していた時、分厚いペーパーバックを読み切ることに憧れていて、やさしそうな本を買っては途中で挫折していました。
「私は一生ペーパーバックを読み切ることはないな」と思っていたある日、出会ったのが、シドニー・シェルダンでした。
一時シドニー・シェルダンの翻訳本がすごい流行って(超訳シリーズ)、「ゲームの達人」「血族」「真夜中は別の顔」など次々とヒット作を世に出していました。ふと、この原作なら英語で読めるかも、と思ったのです。
一章が比較的短く、展開が早いので、読みやすいのでは?と思い、さっそくペーパーバック買ってみました。
読める!辞書なしでガンガン読める!!
文章も簡潔で、むずかしい単語も使っていない。さすが、世界的なベストセラー作家、マスをターゲットにする術をよくわかっているなーと感心しました。
それで、あっという間に読了したんですよ、一冊まるごと。
Master of the game ゲームの達人
ぺージをめくると、あっ!え!ええーー!の連続で、どんでん返しに次ぐどんでん返し。その後、シドニー・シェルダンの小説は、全作品制覇しました。実際、最後の方は、かなり飽きまして(笑)、もう目的は達成したからやめてもよかったのですが、なんとなく全作品にこだわって、新作が出ると読んでました。パターンがわかってしまって、初期のハラハラドキドキ、眠れなくなるー、という興奮はなくなったのが残念でしたが。
だいぶ前に、亡くなられたというニュースを聞いた時には、私の中でなにか一つの時代が終わったような、そんな気になったことを覚えています。
いつか学術文献も、あら?もう読み終えちゃったけど、ぐらいになれるかしら。。。
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