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カレーライス脚本解釈術マガジンについて

 私のnoteの主な目標はプロフィール記事にも書きました。コロナ前は人を募って演技のあれこれを実験する場をやっていました。本当に走り始めたばかりでした。その実際の場までの「助走」の役割として記事を書いてきました。それがついでに、役者、これからだ、って人を応援する事になればいいな、という気持ちで開設しました。

 実験場と併せて一つの試み、と考えていたので、このnoteはある意味、片輪走行でよかったのです。一般的な話に留めようと、と考えていました。こんないやったらしい感じではありますが、私なりに精一杯個人的意見に偏りすぎないようにだいぶ気を付けてきました。例えば、どのメソードがよい、具体的には言ってきませんでした。もったいぶっているわけでなく、心を扱う仕事ですからメソードとも相性があります。個人が勉強した上で自分に合った手法を選び取って、育てるべき、と考えていました。
 実際の実験場では、私個人の学習と経験から信じる、これがいいのではないか私が最善だと信じる(がっつり個人的な)方法であれこれやりたいと思っていたのです。その場で実験して、結果から、皆で考えて修正して行くようなスタイルです。

 ですが、コロナよ。コロナです。
コロナが落ち着いたらまた制作を始めようと思っていました。でもなかなか終わりの気配を感じません。そんなわけでこの場所にもう一歩踏み込んだモノまで置く事にしました。

 ただ一つ。一部の記事、具体的に手順を示す記事についてはハードルを設ける事にします。
 読んでくれる人がどんな種類の知識や経験を持っているかという状態かも知らずに発表するには無責任な内容になりそうだし、いやむしろそうしたい。そこまで踏み込んだ話をしたい。でも軽く言った事で若い役者に痛い失敗を指せてしまった事がある。確かにそう言ったけど、そういう意味じゃなかったのに! と。責任を感じました。
 私が言いきっていく事は、たくさんの方法論の一部、という考えで読んでほしい。合う人も合わない人もいる。皆さんそれぞれが多くのやり方に触れた上でこういうやり方もあるのか、と読んでほしい。対面であれば誤解もその場で修正できますが、一方的に記事にする事はそれができず、恐ろしい。

 ではそのハードルをどう設けよう。これは毎度設定に悩むのです。どんなハードルにするか。どんな対価で手に入れた人が最も主体的になれるか。そして作った私がバカみたいに時間をかけた甲斐があった、と思えるか。(結局、隙間を縫ったとは言え、7カ月もかかってしまいました)

 これまでいく種類か試しました。「買い手」の立場に立って無料も、激安も試しました。煩わしいのは承知の上で(緩くつながりもできればいい、という目的から)自己紹介などなどを送ってもらい、サークルから無料で読めるようにしてみたり。(自己紹介はサークル加入の100円よりハードルが高い人もそうでない人も)。何人か参加してもらって嬉しい限りです。でもどれも私の力不足でまだいまいちしっくり来ていません。そんなわけで、懲りずに実験していきます。
 考え方を示すだけのものは無料、具体的に方法を示すものを有料とします。また、同時に全体を体系立てる必要があった事と、だいたい5万字になったので、今の時代誰でも本を作れるし、いっその事本の形にしよう電子書籍を出す準備を進めています。デジタルの方の規定などを考慮しながら、全て購入した時に時期などあらゆる条件を含めてだいたい等価になるよう、配慮したいと思います。

 また、購入という形とはいえ、理想はやっぱり双方向なので、購入者の中で希望がいれば専用のサークルを作り無料招待し、気軽に質問など受付られるようにと考えています。PCで下部に表示される「クリエイターへのお問い合わせ」より一報ください。無料枠の定員に達してしまった場合は入った順番や、発言回数などを考慮して順に抜けてもらう方法を考えています。

では、はじめます。



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