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胡弓(クーチョー)基本の「き」その2

初めての胡弓(クーチョー) その8

2024年8月27日

今日のお稽古で基本のキ、Part2をお教えていただきました。

引き弓から始める

(これは大師匠の教えだそうです)
師匠は「しかし多くの方は押し弓から始めます」とのこと。

引き弓は弓の根元から右に引いていくという弾き方です。
押し弓は弓の先の方から左に引いていくという弾き方です。

人生で初めて弓の楽器を使うわたしにとっては、
どちらも違和感がないので師匠のおっしゃる通りに
練習をしていけます。

しかし胡弓を真っすぐ置いて、
弓を左右に押し引きをするのですが、
水平に左右させることはまず出来ません。

さらに数回弓を左右に引いているうちに
胡弓を真っすぐ持っていられません。
どちらかに傾いてしまうのです。

これは何も弦を変更することはなく、
さらに弦を指で押さえず特定の1本の弦だけを
弾いているのですよ。

ここから指で弦を押さえて複数の音を出すとか、
さらには胡弓を回して引く弦を変えていくなんて
到底できません。

① 胡弓をまっすぐ立てる
② 弓を平行に左右させる
③ 目的の弦を弾くべく胡弓を回す
④ 出したい音の弦を押さえる

④までたどり着くのは
何時の事か気が遠くなりそうです。

加えて④まで完璧にできたからと言って
ここでおしまいではないはずです。
ここからがスタートなんですよね。
歌に合わせて支える、そんな楽器であると
師匠からお聞きしています。

そこに至るのはいつのことか・・・。


胡弓一言メモ(初めてのわたしが「へーっ」って思ったこと。)


3弦(真ん中の弦)がてっぺん

以前5弦胡弓は出せる「音域は広い」と
当たりまえの事を書いてしまったのですが、
3本の弦の幅に5本の弦があるので弦の間隔は狭いのです。

ただし回して引く楽器なので各弦に段差が付いています。
真ん中の3弦目がてっぺんで、左右に下がっていく感じです。

なので間隔が狭いことはそんなに気になりません。
それよりも5弦に慣れてしまうと3弦の間隔が広すぎて、
胡弓をぎゅんぎゅんと回すような感覚になるのではないかと、
素人ながらに思うわけです。


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