靴作りPJの進捗 09回(そんなに叩かないでください)
こんにちは。
プロジェクトのサイトはもうすぐオープンです。
サイトには靴作りのhow toをメインで載せる予定ですが、個人的な靴活動は今後もnoteに流して行こうと思います。
失敗だらけですが、失うものは何もないのでただ楽しむだけです。
「ゴムぐるぐる」のその後
先日、木型に中底を固定しました。
その際、初体験である「ゴムでぐるぐる巻きにしてクセつけ」にトライしました。
こうすることで中底(足の裏に直接ふれる革)が木型にぴったりくっつくようです。
とにかくピッタリくっつけたほうがいいのかな?と思い
あまり深く考えずにハンマーで叩きまくってみました。
その様子を動画で御覧ください。閲覧注意!
その後、数週間空いてしまいました。。
そこまで放置する必要は無いのですが、作業時間を確保できず。
そしてついにゴムを外す時がきました
ゴムからの解放
あ!いい感じですか!?
中底が、木型にピッタリと吸い付いています!
土踏まずもピッタリ。
では、木型から取り外してみます。
あ!!!!!
中底が、カッチカチ。。
中底のしなやかさがゼロになっている。乾燥してるだけじゃなくて、革の繊維がギュウギュウと密になって、硬化しとる。。
そりゃそうですね。
なにも考えずにハンマーでひたすら叩いた自分を思い出し、恥ずかしく思う。
中底は、新品の靴の時は平らで履きにくく感じることもありますが
長く履くことによってその人の足の形に沈んでいきます。それがフィット感にもつながります。
今回、事前に叩きまくったおかげで
中底の「沈みしろ」がなくなってしまいました。つまりこの靴は、履けども履けども自分の足の形に沈んでくれることはないのでしょう。
必死で叩いてるときにどうして気が付かなかったんですかね?
でも、身をもって体験できたので良かったです。
次回からは、あんまり叩かずにゴムの力で木型に吸い付かせるようにします!
失敗こそ自分の経験値をあげると日々実感。
その後
もちろん、このカチカチ中底で作った靴の履き心地をチェックするために一足仕上げます。ナレッジ蓄積。
ヤスリかけて(履いたときに足が滑らないように)、
ビニール被せて(最後の工程で木型を抜きやすくするため)、
最後木型に固定。
このとき、感動!
中底が木型の形にクセつけられているので、場所決めが一瞬。
ということでつづきます。
多分、「靴作りPJの進捗」のタイトルでの更新はあと数回で終了して
今後は何かユルい形で書いていきたいです。
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