文枕(ぶんちん)

読んだ本の感想や、日常の気になったことをまとめます。

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「責難は成事にあらず。」

タイトルのフレーズは、十二国記シリーズ『華胥の幽夢(かしょのゆめ)』著・小野不由美(講談社X文庫)の一説です。 十二国記シリーズは、十二の国からなる異世界を描いた中華ファンタジー。 王を麒麟(きりん)という生き物が選ぶという設定で、正しい生き方とは何か、国を治めるとはどういうことかなど、人生の深いテーマも扱う魅力的な作品になっています。 その番外編にあたるのが『華胥の幽夢』です。 久しぶりに読み返していたところ、気になったフレーズがあったので冒頭に引用しました。 このセ

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