清水文太

雑誌「装苑」「NEUTMAGAZINE」などの多数メディアに寄稿。 作家として、スポー…

清水文太

雑誌「装苑」「NEUTMAGAZINE」などの多数メディアに寄稿。 作家として、スポーツブランドNIKEとともに自分らしい色を見つけていくための絵本「みんなのいろいろ」を出版。 アーティスト・クリエイティブディレクター・コラムニストとして多岐にわたる活躍を見せている。

最近の記事

鈍感

先日、音を録音するためにとある山を登ってきました。 時間の流れが(感覚的に)違う場所に節目節目に行くことは僕にとって、様々な'ずれ'を直すために大切なことです。 東京にいると、1秒が0.05秒くらいに感じてしまって、身体がどんどん早く老いぼれてしまうような、そんな感覚。 かといって、時間の流れがゆっくりすぎるこんな場所に居たら、僕は大切なものを持ちすぎて、抱えきれなくなる。 大切なものは、ゆっくり探すから見つかるものだけど、余計なものまで見えすぎて、鈍感さがなくなって。そ

    • 更地

      綴る。 COVID-19というウイルスが世界を変えてから、数カ月経った。 更地に立った僕たちは、沢山の人らが色んなことを考えて、今やれることをやっている。様々な形で。 パンデミック(感染流行)が起こってから、暴動や争いが起きるという流れもこの人間の歴史のジンクスに沿ってしまっている。それはとても悲しいことだけれど、そこから少しずつ、本当に少しずつ人類はこの、いつ終わるかわからない人間としての歩みを進めて。 これは進化の過程だと僕は考えてる。 沢山のことに気づいた。 今、当たり

      • 他愛のないこと

        ふと、大切な人に他愛のない話をしたくて、考えてみたんだけど、すぐに思いつかなかった。そういえば、僕は理由のない連絡以外をほとんどしたことがないと気付く。 そういうこと言えたら僕の人生も、この世界も穏やかになるかな。 「晴れていて、空が綺麗ですね」とか、 理由なくそんなことを言える世界が、良い。 今日、本当に僕の住んでいる地域は雲が一つもない晴れで、草木はこれを浴びて生きてるのと一緒で、僕らも同じで、太陽を浴びないと自然と気分も落ち込むし、悲しい気持ちになってしまうのかも。心と

        • 仕事とこれからの生き方

          こんにちは。清水文太です。   緊急事態宣言が発令された今、皆さんはどうお過ごしでしょうか。 様々な仕事をしている人がそれぞれの意味で岐路に立たされていると思います。 僕のようなフリーランスは仕事が減り、 スーパーで働いている人は休みたくても休めず、ライブハウスや飲食店を経営している方はお客さんを呼べず経営危機に陥ってる(しばしば僕ら国民全員に言えることだけれど、僕含めて) 医療従事者の方々は必死に働いてくれている。頭が上がりません。それ以外にも、今、沢山の人達が今後のライフ

          不思議で、怖くて、当たり前ではないと気づいた毎日。

          一昨日は不思議な一日だった。 話すとウキウキする存在が都会にいて、その人に会うために7:00発の電車に乗って行ったのだが、そもそも約束がふわふわしていてどうなるかわからなかった。 なんとなく、顔を見れないのかなと思ったら、案の定酔っ払って寝ていたみたいで、誰かがレインスティックでも鳴らして、厄払いでもしてくれているんじゃないかというくらい大きな雨に打たれながら、とあるコンペの打ち合わせへ向かった。 その後 J-WAVEラジオの @thechihara @iamchiharu

          不思議で、怖くて、当たり前ではないと気づいた毎日。

          はじめまして。

          こんにちは。清水文太です。 いきなりですが、noteを始めることにしました。 先ずは、自己紹介から。スタイリストやクリエイティブディレクター、自ら曲を作りアーティストとしてパフォーマンスしたりしています。 そして、装苑やneutを始めとした媒体で連載をしたり、外注で文章も綴っている。 このアプリを使おうと思った理由は、伝えたいことが純粋に文字がダイレクトに伝わると思ったから。 他のSNSやメディアは、もっともっと僕の意思とは関係のないことを脚色されたりする。フィクション物

          はじめまして。