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旅×教育

今回は社内のコミュニケーションツールであるtunagの制度で社内で「旅×〇〇」でコラムを書いたので抜粋して紹介します。

教育との出会い

教育学部の学生になってはや6年。

在学期間のほうが休学期間よりも長くなってしまったが今も学校には通うことはなくなってるがTABIPPOのエデュケーション事業に関わらせてもらえている。

教育に携わりたいと思ったのは大学進学時に家族に公務員か医者とずっと言われてきたことに人生最大の反発をしたことがきっかけだった。

家族はかなりお硬いお家で親戚もみな安定した職業についていたりする家庭で僕自身もそのルートを必ず選べと言われて育った。その選択肢の少なさ、自分での決定のできなさに嘆いてる時に当時の担任の先生が「嘆くよりも教育に携わり同じ境遇の人を豊かにすることがいい」と言われたのが今教育に関わってることの始まりだった気がする。

旅は学びの宝庫

そんなに教育について語れるわけではないが自分の体験を元に話すと旅は学びの宝庫だ。

立命館アジア太平洋大学(APU)学長でライフネット生命保険を創業した出口先生もこう言ってる。「人間は人・本・旅でしか賢くなれない」と。TABIPPOの創業者も言っている「人を成長させるのは旅と恋」だと。

学びはただ賢くなるだけではなく生きやすく幸せになるために大事だと思う。

僕自身、旅で学んだことは沢山ある。インドのハイデラバードでは宗教観が家族で違う家庭にあったり、トルコではテロと破壊する人がいることを知った。同時多発テロやアウシュビッツのような人類が重ねた負の遺産も学んだ。経験する中で自分の宗教感も考え、平和についても考えた。

今まで人生で考えたことのないような結局教科書の世界だろと思ってたものを目の前で自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の手で触った。この体感することがリアルで旅をする良さだと思う。

旅と学び

旅は自分の知らない価値観をしれる。そのうえで自分の価値観もしれる。

答えがなにか転がってると言うよりは新しい問いが立てられてそれを自分で考えていく。好きと嫌いを判断して行きていくのに必要な身につけてるもの(価値観・人・場所・道具)を選ぶそんなプロセスでもあるなと思う。

誰かと出会い対話する事で自分が心地よい要素を発見して身につけて生きやすくしてくれる。

旅は内省と対話の連続である。それも自分の全くバックグラウンドの違う人との。自分の過ごしている場所から遠ければ遠いほど考え方や習慣は異なる。

だから楽しい。むしろ変化がなければ人は退屈で死んでしまう生き物なんかもしれない。

本来、人がまだサルだったころ森で暮らしていた。安住するつもりだった森から足を一歩踏み出したのが初めての「旅」だったかもしれない。天敵が現れたり食料がなくなったのかもしれない。理由はともあれ人は外の変化する世界に飛び出し心を豊かにしてきた。

人は移動して新しいアイデアを学び、人は移動して新しい人とのつながりを作る、そうして豊かな生活を営む。

どんな時代も人は旅で学び、旅で人生を豊かにしてきた。旅は人にとって生きやすく生きるために必要な要素だ。

横浜→中野 現在はイベント運営企画,組織マネジメントをしています。