マガジンのカバー画像

文章の書き方

116
文章の書き方。文章を書く際に気をつけるべきポイントをまとめます。
運営しているクリエイター

#文章の作成

文章の書き方:第36回 文字数を節約する「~であった」⇒「~だった」

文章は読みやすいほどよいです。 簡潔であればあるほどよいです。 当たり前と思われるかもし…

文章の書き方:第49回 句読点を適切に打つ

想いがこもると、ついつい長々と話したくなります。 文章も同じで、伝えたいことがあると、つ…

文章の書き方:第48回 徳川家康は「一夜にしてスターになったのではない」

「一躍スターになる」とは言いますが、一夜にしてスターにはなれません。 たくさんの人気を獲…

文章の書き方:第46回 くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)

昭和21年3月、文部省教科書局調査課国語調査室が作成 「くぎり符号の使ひ方〔句読法〕(案)」

文章の書き方:第43回 と思います→かと思います→ではないかと思います

「~と思う」「~と思います」 という表現はよく使いますが、 「~と思います」 というと、…

文章の書き方:第42回 句読点の使い方-助詞の「を」の後ろに読点「、」を付けるか

文章を書いていて、「読点」つまり文中で使われる点「、」の使い方が難しいと感じる方も多いと…

文章の書き方:第41回「~たり」は2回以上書く

「行ったり来たりする」 複数の動作を表現するのに、このように「~たり」と書くことがあります。 「公園で歩いたりした」 というように、「たり」を単独で用いて書く人もいるかもしれませんが、基本的に「たり」を使用する場合は2回以上使用します。 「公園で歩いたりした」 とすることで、散歩以外のことをしたことを言外に表したいのかもしれませんが、例えば、公園で読書をしたのならば、 「公園で歩いたり本を読んだりした」 と具体的に書いたほうがよいです。

文章の書き方:第40回「した」⇒「してきた」 過去形と過去完了

当方は、英文での添削サービスも提供させていただいております。 日本語にない英文法の表現方…

文章の書き方:第37回 助詞「において」「にて」⇒「で」

何かを行う場所を示すのに、  「渋谷において」  「新宿にて」 という言い方がすることが…

文章の書き方:第31回 ゼロから文章は生まれない

文章添削(文章リライト)は、既にある文章に手を加え、修正することです。 文章作成といって…

文章の書き方:第30回 自分の意見がない場合→人の意見を引用する

作文や感想文、小論文でもそうですが、文章を書くとなると、自分の意見を書くものだというイメ…

文章の書き方:第29回 テーマがなければ自分で作れ ―― テーマを設定する

読書感想文でも修学旅行の感想文でも、「感想を書け」と言われても困る人も多いと思います。 …

文章の書き方:第27回「婉曲」(えんきょく)表現

「婉曲」(えんきょく)という言葉があります。 Googleで検索してトップに表示される解説を見…

文章の書き方:第23回「~と思います」でなく「~です(だ、である)」と言い切る

文末を「~と思います」で締める書き方があります。 書き方というほど大げさなものではありませんが、話をするときにも「~と思います」はよく使用されます。 断定を避けたり、相手にぶしつけで直截的な印象を与えたりしないように、「~と思います」と言うことがあります。 しかし、あまり「~と思います」「~と思う」を多用すると、読み手に、この筆者は自信がないのではないかなどと思われる可能性があります。 私も書いた文章を読み返すと、文末が「~と思います」ばかりになっているのに気づくこと