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遷移。
8月に行ったくるりのライブは楽しすぎた。
情報やコンテンツが溢れ、広告に消費を促され、モノゴトが光の速さで移り変わる中で、ずっと聴いていたいと思える存在があり、それが続いていてくれることがとてもありがたい。
話は変わって、読み終わった本は定期的に手放しているけれど、取っておいても開かない本や漫画も手放そうかと、ここ数日で思い始めている。読んでいる最中は没入するけれど、読み終われば意外とあっさりと帰って来られる。そしてすぐに忘れる。大抵の本は1度読めば満足できる。もう読まないものを保有しておくことに何の意味があるのだろうか。読みたい人の手に渡るのであればその方がいい。もしもまた読みたくなったら、頑張って探せばいい。今の自分の根っこになっている本だけ取っておく。(四次元本棚があればいいのに。)
しかしながら、私を形成してきたものたちを手放してしまうことで、土台が崩れ、私の中の何かが変わってしまうような気がして、少し怖い。
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