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「ソクラテス論者と組織」慶應義塾大学経済学部2017年

(1)問題

次の課題文を読んで,設問A,Bに答えなさい。解答は解答用紙の所定の欄に横書きで記入しなさい。

[課題文]

① 「人間にとって,吟味されない人生は生きるに値しない」とソクラテスは公言していました。熱に浮かされた修辞を好み,議論に懐疑的であったデモクラシーのなかで,彼はこうした批判的問いかけという理想への忠誠を貫いたために命を落としたのです。今日では,ソクラテスの例が西洋における伝統的なリベラル教育の理論と実践の中心をなしていますし,似たような考え方がインドや他の非西洋文化におけるリベラル教育の考え方の中核をなしてきました。すべての学部生に哲学やその他の人文学の科目をひととおり受けさせることが力説されてきたのは,そうした講義が,その内容およびその教育方法を通して,伝統や権威を盲信するのではなく,自分自身で考え議論するように学生たちを促すと信じられているから―そして,このようなソクラテス的なやり方で議論する能力が,まさにソクラテスが言ったように,デモクラシーにとってかけがえのないものだと信じられているからです。(中略)

② 不決断というものはたいてい,権威への服従と仲間の圧力によってさらに悪化するものです。先述したように,これはあらゆる人間社会に内在する問題です。議論そのものが重視されない場合,人間というものは,話者の名声や文化的威光に,あるいは仲間文化の傾向にたやすく影響されてしまいます。対照的に,ソクラテスの批判的探求は完全に反権威主義的なものです。重要なのは話者の地位ではなく,ひたすら議論の中身なのです(プラトンの『メノン」で,問いかけられた奴隷の少年が有名な政治家たちよりも見事な返答をするのは、彼が倣慢でないからだということもあるでしょう)。哲学の教師たちが権威的人物になってしまえば,彼らはソクラテスの遺産を裏切ることになります。ソクラテスがアテネ市民にもたらしたのは,真に民主的な弱さと謙虚さの例なのです。階級,名声,威光には何の価値もなく,議論こそが何よりも重要なのです。

③ 周囲の集団も重要ではありません。ソクラテス的論者はたえず異議を唱える人です。各人の議論だけが物事をはっきりさせると知っているからです。あることを考えている人が多かろうが少なかろうが問題ではありません。数よりも議論にしたがうように訓練された人が,デモクラシーには有用なのです。そのような人は,アッシュの実験(注1)が示したように,間違ったことや軽率なことを言わせようとする圧力に抵抗することができるでしょう。検証されない生活を送っている人々のさらなる問題は,しばしば互いに敬意を欠くことです。政治討論がスポーツの試合さながら自陣営に得点をもたらすためのものだと考えられるようになると,「相手陣営」は敵と見なされ,これを打ち負かしたい,辱めたいとすら願うようになるのです。妥協点や共通点を探ろうなどとは思いつきもしないのです。ホッケーの試合でシカゴ・ブラックホークスが敵チームとの「共通点」を探ったりしないのと同じです。これとは対照的に,対話の相手に向けるソクラテスの態度は,彼が自分自身に向ける態度とまさに同じものです。各人が検証を必要としており,誰もが議論の前では平等なのです。このような批判的態度は,各人の立ち位置を明らかにします。その過程で,共有された前提や意見が交わる点が明らかになっていき,そのおかげで市民はひとつの結論を共有する方向に進んでいくのです。(中略)

④ さて今度は,この能力と,強力なグローバル市場に包囲されている現代の多元的なデモクラシーとの関連について考えてみましょう。まず最初に言えることがあります。経済的成功がまさに目標とされている場合でも,一流の会社経営者たちは,批判的な声が沈黙させられないような企業文化を,つまり主体性と説明責任を果たす文化を作り出す重要性を知悉しています。アメリカ合衆国で私が話す機会のあった優れたビジネス教育者たち――私たちの最大の失敗のいくつか――NASAのスペースシャトル計画のいくつかの段階での失敗,エンロンやワールドコムのさらに破滅的な失敗(注2)の原因として,イエスマンの文化を挙げていました。イエスマンの文化においては,権威と仲間の圧力がはびこり,批判的なアイデアは決してはっきり口にされないのです(このことは最近,マルコム・グラッドウェルが航空会社のパイロットの文化について行なった研究によって確かめられています――安全が脅かされるのは,たいてい権威への服従の度合いが高いときなのです。

⑤ ビジネスにおける二つ目の問題は,イノベーションです。繁栄したイノベーション文化を維持するのに不可欠な,想像力と独立した思考の技能を,教養教育が強化すると考えるに足る理由はいくつもあります。ここでもまた,一流のビジネス教育者たちは口を揃えて,広範なプログラムを受講して想像力を養うよう学生たちに勧めていますし,多くの会社が,専門に特化した訓練を受けてきた者よりも,教養課程で学んできた学生を好みます。こうした問題に関して対照実験を行なうのは困難とはいえ,アメリカ経済の特徴のひとつは,一般教養に重きを置いてきたところ,そして科学の分野では,より専門的な応用技術よりも基礎教育・基礎研究に重きを置いてきたところにあると思われます。これは詳しく調べるに値する問題です。その調査の結果がきちんと出れば,私の提言はより強固に支持されることになるでしょう。

⑥ しかしくり返しますが,持続的安定を望むデモクラシーの目標は、単なる経済成長だけではありえないし,また,あるべきではないのですから,ここで私たちの中心的な主題である政治文化について再び考えてみましょう。すでに見てきたように人間は権威と仲間の圧力に追従しがちです。おぞましい事態を回避するためには,個々人が異議を申し立てることのできる文化を作り,こうした傾向を押しとどめる必要があります。(中略)アッシュは,被験者のグループにたった一人でも真実を主張する者がいれば,その者に他の者たちが従うことを発見し,ひとつの批判的な声が重要な結果をもたらしうると証明していました。個々人の主体的な声を重視することは。責任の文化を推奨することにもなるのです。自分の考えに責任を持つ人々は,自分の行為にも責任を持とうとするのです。まさにこれこそ,タゴールが『ナショナリズム』のなかで言いたかったことです。そこでタゴールは,社会生活の官僚主義化と近代国家の情け容赦なく機械的な性質が,人々の道徳的想像力を鈍磨させ,その結果人々は何の良心の呵責もなくおぞましい事態を黙認するようになると強調しています。世界がまっしぐらに崩壊へ向かうのを避けたいのなら独立した思考が重要である,と,タゴールは言い添えています。

(マーサ・C・ヌスバウム著,小沢自然・小野正嗣訳,『経済成長がすべてか?――デモクラシーが人文学を必要とする理由』岩波書店,2013年より抜粋。常用漢字表にない漢字には,一部ふりがなをつけた。

注1:アメリカの心理学者ソロモン・アッシュ(1907~1996年)が行なった,集団の圧力が人間の行動や判断に与える影響に関する実験。
注2:エンロン社とワールドコム社の経営破綻は,アメリカ史上最悪の不正会計事件とされる。


[設問]

A.ソクラテス的論者とはどのように議論をする人なのか。課題文に基づき,200字以内で説明しなさい。
B.ソクラテス的なやり方で議論する能力を持つ人材は,組織(企業,行政機関など)において,どのような活躍ができるのか。また,そのためには,組織はどのような条件を備えることが必要か。課題文のみにとらわれず,あなたの考えを400字以内で論じなさい。

(2)考え方

この問題を考える際に参考となるのは、ウェーバーの研究になります。

マックス・ウェーバーは『支配の政治学』のなかで官僚制の特徴を以下のようにまとめています。

① 職務の内容や責任、立場などについて細かく階層化、分業化されている
② 上意下達の指揮系統が明確で、ピラミッド型のヒエラルキーで構成されている
③ 資格や能力を重視した採用がなされ、血縁や血統、家柄などその他の要素に左右されない
④ 文書主義(書面を使った事務手続きが中心)

以下に解説を加えていきます。

①「階層化」「分業化」

「階層化」については、次の項目で解説します。

「分業化」については、霞が関の高級官僚の場合、1府12省庁に分かれて職務が展開されています。

この各省が互いに職務分担を明確にして(縄張りを厳重にして)、自己の職責に基づいて業務を分担する(自分の省とは関係がない<と思われる><煩わしい>問題はほかの省にたらい回しにする)。

各省は自分たちの予算と権限を守ることだけに汲々として、大所高所に立って、国民全体の福利を向上させることは考えない。つまり目的(国民の利益)と手段(省庁の利益)が逆転している。

こうした現代の官僚制の弊害は「縦割り行政」の問題として認知され、以前から是正するべく制度変更が何回も為されていますが、いっこうに改善されていません。

官僚はひたすら自己保身に走り、責任逃れのことだけを考えるようになる。

これはひとり官僚にとどまる問題ではなく、企業や学校などの組織に広く見られる課題、もっと言うと、現代社会の隅々に蔓延する宿痾(しゅくあ)と呼んでもいいものです。

②「上意下達」

「上意下達」とは、組織の上位の役職の命令が順次、下位に伝達してゆくという意味になります。

「ヒエラルキー」とは、本来ローマカトリックの教会の組織のことを意味する言葉です。

教会のヒエラルキー


教皇のもとに大司教―司教―司祭という聖職者の階層を保っていて、これが民衆統治の際に、ローマカトリックの教えを一元的に民衆に届ける、言い換えれば、民衆を支配するのに(権力者にとって)都合のよい構造となるのです。

このピラミッド型の組織は軍隊に典型的に現れており、現在でも国や地方の行政組織や企業や学校などの機能集団に特徴的な構造となっています。

③「資格や能力を重視した採用」

これはメリットシステム(資格任用制)と呼ばれるもので、日本の官僚制に顕著なものです。

1899(明治32)年3月文官任用令改正で、現在の資格任用制の原型がつくられました。

それ以前は、勅任官は勅命(天皇の命令)によって任命されました。勅任官とは、各省の次官・局長などの高級官僚になります。

こうした高級官僚は自由任用制が採られていて、政党内閣が実現すると政党員が勅任官に情実採用されていました。政党嫌いの山県有朋は政党人の官界への進出を防ぐために、勅任官は文官高等試験に合格し一定の官歴を有する奏任官から昇任させることとしました。

現代では、こうした試験採用が多くの官僚に拡大されて、キャリア官僚と呼ばれるようになりました。キャリア官僚とは、「国家公務員採用総合職試験」を受験して採用された人で、東京大学など有名難関大学出身者が大半を占めており、国家の政策立案にかかわる中心的な役割を担っています。

一方、アメリカは猟官制(スポイルズシステム)と呼ばれる日本とは異なる官僚制が採られています。国家公務員(官僚)の任免を政党的情実によって決定する政治的慣習です。次官補 (局長以上) は大統領による政治的任命を行い、大統領が民主党から共和党へ変わるとき(逆の場合も同じ)、官僚人事の大幅な変更が加えられます。

④ 文書主義

上意下達の命令は書面で行われることになります。ですから、官僚の仕事の多くは書類作成が中心となります。

書面は各部署の責任者が承認印を押捺する習慣となっていて、デジタル化が進んだ現代社会において、官僚制のこのような古い体質が問題となっています。

また、稟議(りんぎ)も日本の官僚制に特有のものとして、しばしば問題視されています。稟議とは、組織の中で新規に導入したい事項が発生した場合、その内容を説明する書類を作成し、関係各所へ回覧して上位関係者の承認を受ける仕組みになります。

稟議に象徴されるハンコの文化は一般企業でも同様です。

これは組織全体で情報を共有し、承認印を捺すことで、各部署に責任を取らせることが目的となります。このことは、裏返せばこの案件に問題が生じても誰も責任を取らないということにつながります。なぜなら、各部署の責任者全員が責任を持つよいうことは、特定の個人の責任をあいまいにすることになるからです。

こうした官僚制の問題は、太平洋戦争の戦争責任の問題にも関連する大きな弊害として指摘されています。政治学者の丸山眞男はこうした、天皇を頂点とする戦前の官僚制のありかたを「無責任の体系」と呼んで激しく批判しています。

〇まとめ

このような官僚制に代表されるピラミッド型の組織は硬直したものとなり、民主的なガバナンスが困難となります。

現代の企業はこのような官僚的な組織の持つ問題を意識しながらこれを批判的に乗り越える組織作りや運営を模索しています。

それでは、①~④に挙げた官僚制の課題を克服するために「どのような組織を構成し、どうやって組織を運営するのか」というように問題を再設定したうえで考えることが求められます。


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(3)問Aのまとめかた


参考文で述べているソクラテス論者の特徴とこうした人物が存在することでもたらされた結果を抜き出します。合わせて、非ソクラテス論者の特徴も抜き出します。

そして、「非ソクラテス論者の特徴」ではなく「ソクラテス論者の特徴」という形で要約します。

●第1段落:

〇ソクラテス論者の特徴

「伝統や権威を盲信するのではなく、自分自身で考え議論する」

〇結果

「デモクラシーにとってかけがえのないもの」

〇非ソクラテス論者の特徴

「伝統や権威を盲信する」

●第2段落:

〇ソクラテス論者の特徴

「完全に反権威主義的に」批判的探求を行う。

「重要なのは話者の地位ではなく、ひたすら議論の中身」

「階級、名声、威光には何の価値もなく、議論こそが何よりも重要なのです。周囲の集団も重要ではありません。ソクラテス的論者はたえず異議を唱える」。

「議論こそが何よりも重要なのです。周囲の集団も重要ではありません」

「数よりも議論にしたがうように訓練され」ている。

〇結果

「間違ったことや軽率なことを言わせようとする圧力に抵抗することができる」

「デモクラシーに「有用」な結果をもたらす。

〇非ソクラテス論者の特徴

「権威への服従と仲間の圧力によって」自分で決断しない。

「議論そのものが重視されない」

「話者の名声や文化的威光に、あるいは仲間文化の傾向にたやすく影響されてしま」う。

「重要なのは話者の地位」

「階級、名声、威光に」価値を認める。

●第3段落:

〇ソクラテス論者の特徴

議論する者同士が「互いに敬意を」抱く。

「妥協点や共通点を探ろう」とする。

自身や対話の意見が正しいか否かを検証する平等な態度をとる。

〇結果

議論の「過程で、共有された前提や意見が交わる点が明らかになっていき」、「市民はひとつの結論を共有する方向に進んでいく」

〇非ソクラテス論者の特徴

「『相手陣営』」を「敵と見な」し、「これを打ち負かし」「辱め」ることを議論の目的とする。議論を勝ち負けと考える。

●第4段落:

〇ソクラテス論者の特徴

「批判的な声」をあげ、「主体性と説明責任を重んじる」。

〇結果

多元的なデモクラシーが保障される。

〇非ソクラテス論者の特徴

「権威と仲間の圧力」に服従してイエスマンとなる。

●第5段落:

〇ソクラテス論者の特徴

教養教育によって「想像力と独立した思考の技能」が強化されている。

〇結果

イノベーションが起こる。

●第6段落:

〇ソクラテス論者の特徴

「異議を申し立てる」。

「主体的な声」をあげる。

自分の考えや行為に責任を持つ。

〇結果

「人々の道徳的想像力を鈍磨させ」「何の良心の呵責もなくおぞましい事態」になることを人々が「黙認するようにな」り、世界が「崩壊へ向かうのを避け」る。

〇非ソクラテス論者の特徴

「権威と仲間の圧力に追従」する。

官僚主義。機械的な性質を持つ。=非主体的⇒受動的な性質=形式主義

(4)問Aの解答例

議論に懐疑的であり、たえず批判的な問いかけをする。話者の地位や階級、名声、文化的威光といった伝統や権威的な価値を盲信するのではなく、周囲に影響されることなく、多数決には従わず、ひたすら議論の中身を重要と考える。議論の相手と対等な立場で臨み自分の意見に対しても検証が必要と考える。互いに敬意を抱き、相手と妥協点や共通点を模索し、前提や意見を共有する方向に議論を進める人。(184字)

(5)問Bの考え方~組織論を考える

非ソクラテス論者の特徴を筆者は官僚主義、形式主義に置いている。

組織を官僚主義的なものから脱し、従来の形式主義を壊して、新しい組織をつくることを考える。

その結果、問題文から、組織に多元的なデモクラシーとイノベーションがもたらされるという流れで書く。

(6)問Bの解答例

 ソクラテス的論者は組織の派閥や相手の役職にとらわれずに自由な発想で議論する。業界の慣例や商慣行、親会社の意向などを忖度せず前例や序列などの枠組みから脱した思考をすることでイノベーションの原動力となる。
 こうした人材が活躍できるためには、管理職などの役職がないか、あっても組織の世話役か仲介役に留まる。組織の伝達系統はピラミッド型の上意下達ではなく構成員同士が対等な立場で意見交換できるフラットなものであること。そのための組織の構造は円卓会議型かプロジェクトごとに変幻自在に離合集散できるアメーバ状のものであることが望ましい。
 グローバル化や情報化が加速し変化が著しい昨今、上からの指示待ちや稟議による合意形成は速やかな意思決定を阻害し、ビジネスチャンスを逸し、緊急時のリスク対応に失敗する。これからはメンバーにある程度の決定権や責任を持たせて、変化に柔軟に対応できる組織でなければ生き残ることはできない。(400字)

(7)解説

組織論を考える。従来のピラミッド型の上意下達方式は軍隊に起源を持ち、現代の官僚や企業組織に影響をあたえている。

ピラミッド型の組織

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このピラミッド型の上意下達方式の問題点としては、ほかには上からの命令が誤ったものであっても、組織の下の人間は服従しなければならず、チェック機能が働かない、意思決定が常に上部の同じ人間に委ねられているので、発想が硬直化し、新しい柔軟なアイディアを採り入れることが難しい、下の人間が重要な意思決定に参画できず、インセンティブが低下するなどが指摘される。

インセンティブ:社員のモチベーションを維持・増幅させるための外的刺激

そこで、最近では円卓型やアメーバ型の新しい組織の導入が試みられている。

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円卓型の組織

組織では、相手の肩書や役職に忖度して、若手や下の者が自由に意見を言える雰囲気ではない。上のような円卓型の組織は、肩書を無くすか、肩書にとらわれない自由な議論を原則とする。

日本の大企業よりはアメリカのベンチャー企業でこのようなスタイルを採るところが多い。

仕事もカフェテリアのようなところで、重要な会議が行われ、参加者はTシャツにスニーカーといったように、服装や髪形なども形式にとらわれない。

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アメーバ型組織は分散型と呼ばれる。これは企業組織だけではなく、近年では、金融やエネルギーなどのシステムでこのようなネットワークが指向されている。

従来のピラミッド型では、上部のホストコンピューターが機能不全に陥ると、システム全体に齟齬が生じる。

一方、分散型のシステムはテロや災害などの非常事態に強く、個人のニーズに適合したサービスを提供でき、柔軟で持続可能な社会の実現に貢献できるメリットを持つ。

スマートシティの構想がこの地域分散型のシステムであり、仮想通貨を支えるブロックチェーンの技術もこのようなアメーバ型組織を発想のもととしている。

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