【今日は何の日】

#今日は何の日  という企画を立てて歴史を振り返っていこうと思います!

第一弾は1992年6月29日 
「単位制高校」が全日制にも適用可能へ

『朝日新聞』1992年6月30日朝刊によると、画一的すぎると指摘されている高等教育の改革案として、文部省の高校教育改革推進会議が単位制高校を全日制に取り入れることを提案したようである。

実際に導入されていったようであるが、高等教育の柔軟性にはつながっていないように思われる。

依然として、全日制か否かで大きな区分があり、全日制の進学校が学歴の高さに直結する名門大学に入学するという構図は変化していないといえよう。

92年の時点でも高等教育の画一性が議論になっているが、昨今では大きな議論自体があまり起きていない。教育におけるオンライン化の進展で様々な教育手法が導入され、柔軟な教育体制にはなりつつも、依然として問題が多い。

学校を社会の縮図とすることに固執せず、一人一人が学びたいことを学びつつ一定の社会性を付与できるような柔軟な体制が構築されるべきと改めて感じた記事であった。

以上、1992年の今日・6月29日は「全日制高校」が全日制にも導入できる改革案が決定した日でした!

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