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もしも叶うなら、78歳の私の望みは子育てであったがあと7年で叶う。85歳からの望みはイタリア留学。

私は教員生活時代の35年間独身で過ごしました。私の周りの人々は独身主義者であると考えていたようです。実は私には結婚願望があったのです。社会科教師であった私は職員室の隅で日本史資料集に載っていいる久隅守景の夕涼みの絵(夏の日の夕方、ユウガオの棚の下で夫と妻と子供が夕涼みしている絵) を見てはひそかにため息をついていたのです。
定年退職後、40歳年下のタイ人女性と結婚でき、翌年、息子が誕生し望みがかないました。そして今、私は78歳、息子は15歳です。後7年もすると子育ては一応完成します。80歳代半ばで第2の望みをかなえたいと考えています。これまでの人生の中で強く望みながら達成できなかったイタリア留学の望みをかなえたいのです。

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30歳の頃、イタリア留学を志したことがあった。もしも叶うなら夢を実現したい。
若いころ、教員として8年間過ごした後、あこがれのイタリアへの留学を目指したのですが、そのためには退職してでなければ達成できません。冒険はできず諦めました。
80歳代になっても心身の健康を保ち、成長の意欲を持ちることができれば不可能ではないと考えています。
若いころはイタリア語、イタリアの文化、歴史を専門的に研究したいと考えたのですが、80歳代ではそれは無理。
フィレンツェの大学か専門学校に3年間ほど通い、イタリア語を習得し、ルネサンス期の文化 、歴史を学びガイドを目指すことくらいはできるのでは考えています。歴史の教師であった経歴を生かせば、通常の観光ガイドとは違った持ち味を発揮できると思う。ガイドとして働くのは無理な場合、ブログでイタリアの情報を発信することはできそうです。

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イタリア料理の専門家になるは年齢的に無理だろう。しかしピザ職人のもとに弟子入りして、おいしいピザを作れるようになれば人生百年時代、生涯現役として日本かタイで働くこともできそうだ。こちらのほうが実現性が高そうです。
タイでは簡単に開業できます。村の市場でピザを並べて売るには少額の場所代を払うだけで開業できます。資格も面倒な手続きも不要です。

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おいしいピザの決め手になるのはチーズである気がする。サルディニア島の世界有数の健康老人の村を訪れ、長寿食ともいわれるペコリーノチーズを安く手に入れる方策を探ってみてもよい。


夢の実現を追求しながらも、現実を見つめなければなりません。80歳代になると身体面の活動能力は落ちてくるでしょう。脳の働きも弱まり好奇心、チャレンジ精神の減退は避けられません。80歳代になっても心身が健康で、新しことに取り組む意欲を失わないようにすることが先決と考えています。そうすると、おのずと夢は実現の方向に向かって動くことでしょう。
80歳代になっても世界中を飛び回った斎藤茂吉の奥さんであり斎藤茂太、北杜夫のお母さんでもある斎藤輝子さんに見習いたい。斎藤輝子さんは89歳で死去するまでに97回の海外旅行を行ったとのことです。



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