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仕事もきょろきょろ(13) 「久々に企画出版『井の頭公園100年写真集』のハンディー版と三鷹電車庫跨線橋の本」

 久々の企画出版です。一つは『井の頭公園100年写真集』(2017年5月)のハンディー版で、もう一冊は、『ありがとう三鷹電車庫跨線橋』(仮題)です。
 『井の頭公園100年写真集 ハンディー版』(A5判変形196頁、1,500円+税)が、4月1日に発行されました。5年前の『井の頭公園100年写真集』が完売になったこともあり、言わば単行本を文庫本にしたようなものです。なるべく購入しやすい価格にして、多くの方に井の頭公園の歴史を貴重な写真で紹介したいと思っています。もとになる写真集は、発行してから5年たちましたが、その間新たに貴重な写真や資料も提供され、改訂版としてハンディーサイズで販売中です。

 『ありがとう三鷹電車庫跨線橋』(仮題)は、JR三鷹駅西側約400mに架かる三鷹跨線人通橋が撤去されるということで、その歩みを写真と寄稿文で紹介する冊子です。
 この跨線橋は、1929年(昭和4年)、三鷹電車庫(現・三鷹車両センター)を開設する際、人の往来を確保しようと建設されたものです。全長約90メートルの橋で、建設から92年たち老朽化が進み維持費もかかることで、JRから三鷹市に無償譲渡の提案もありましたが、「耐震性能に課題のあるこ線橋の譲渡を受けたとしても大規模な改修(耐震補強)及びメンテナンスに多額の費用が必要となること、改修により文化的価値が損なわれる可能性が高いことなどから譲り受けることは困難と判断」して辞退し、JRによる撤去が決まりました。
 歴史的にも文化的にも貴重で、また多くの方々に愛された跨線橋の思い出を残すのが本書のねらいとなります。跨線橋を愛した皆さんの写真や資料・寄稿文を盛り沢山掲載したいと考えていますので、ご協力をよろしくお願いいたします。詳細は以下ホームページでご確認願います。

お問い合わせ【ぶんしん出版】
〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1-12-17
電話:0422-60-2211 FAX:0422-60-2200
E-mail:hon@bun-shin.co.jp
担当:宮川和久、稲冨能恵、川井信良(かわい しんすけ)

三鷹電車庫跨線橋

このコラムは、(株)文伸が運営する自費出版専門工房「ことこと舎」Facebookページからの転載です。

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