熱狂で掴み、悲観で捨てる。
こんにちは。
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さて、今、日本株がメディアで騒がれています。
確かに、「バブル後最高値」という冠はキャッチーで刺激的です。
ですが、ここで私からオススメしたいのは、株を買うことではなく、現在のメディアや社会の雰囲気を具体的に記憶しておくことです。
いつから、どのくらいの期間で、どの程度話題になっているのか、メディアや社会の考え方はどちらに傾いているかなどについて雰囲気を感じてください。
賢明な方ならお分かりになるはずです。
投資において、「今回は違う」は危険であること。
2017年、仮想通貨ブームの頃は新聞やテレビで仮想通貨の文字が踊り、
・出川さんはコインチェックのCM、剛力彩芽さんはZAIFのCM。
・ついには仮想通貨芸人まで出現。
(かまいたちの、M1賞金全額ネム発言)
・書店には仮想通貨のムック本。
・イケダハヤト氏のブログ「まだ仮想通貨持ってないの?」
→その後
・メディアから仮想通貨の文字が消える
・仮想通貨芸人たちの悲惨なエピソード
・イケダハヤト氏のブログタイトル変更
・SNSやブログでは「電子ゴミ」扱い。
・まだ持ってるの?的な雰囲気。
コロナ前後(2017〜2021)の米国株(特にハイテクグロース)最強の時代では、
・「GAFAM買って脳◯しておけば金持ち」
・「日本株買うやつはバ◯」
・「SP500はもはや預金w」
・バリューvsグロースの戦い
(XOMは「爆損モービル」と嘲笑される)
・ブログ上でのバフェット太郎氏(現在YouTuber)とアンチの戦い(バリューvsグロース)
・積立NISAのやり方を説明しただけの高額noteがなぜか売れる。
(↑全て実際に私が見た記事orツイートです。)
→その後
・米国株適当に買ってりゃ儲かる的な記事、ツイート、ユーザーが消える。
・グロース株で爆損したため、バフェット太郎氏のアンチが消える。
と、まあ覚えているだけでこれだけの栄枯盛衰があったわけです。
そして現在、
私は、「今回は違う」とは考えないようにしていますので、今は動きません。
(日本株の積極的買い増しはしません)
もちろんここから大いに爆上げする可能性もあります。
が、そうなったらそうなったで、縁がなかったと思うだけです。
この前、職場の同僚から、「積立NISAを始めようと思うんだけど、日本株上がりそうじゃね?」と聞かれたので、一般的な考え方ってそういうことなんだなと再確認できました。
ただ、一方、音楽が鳴っている間は踊るべきであるという意見も間違いではないので、まだまだバンドワゴンを降りない選択肢を採るのも悪くはないと思います。
ではでは。
あざした。
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