(失敗談)ラッキンコーヒー(LK)
皆さんはラッキンコーヒーという会社をご存知でしょうか。
2018年に北京に一号店をオープンし、次々に店舗をオープン。
2020年5月には6912店に及び、スターバックス(SBUX)の店舗数を抜き、
中国のスタバ
と呼ばれるほどに短期間で急成長を遂げた会社です。
2019年5月にはナスダックに上場。
株価はグングン伸びていました。
しかし、
2020年4月に売上を水増しした粉飾決算が発覚、同年6月にナスダック上場廃止となりました。
LKを買った理由
もうね、業態が時代の最先端というか、イケてるんです。
というのが、通常の店舗みたいにカウンターで注文し受け取るみたいなやり方じゃなく、アプリで注文して、店舗に取りに行くか、配達してもらうかを選ぶシステムだったのです。
今ではマックやスシローなどもアプリオーダーが可能となりましたが、当時の日本はまだまだ立ち遅れていました。
一方、中国ではアプリ経由のフードデリバリーが当時の日本より遥かに進んでいましたので時代の風に乗ったビジネスだと思っていました。
さらに、注文履歴やユーザー層などのビッグデータをAIが解析するという効率的な経営手法を採っていて、さすが中国!と思っていました。
ただ、急激な店舗数増加を懸念材料としてみる動きもありました。
まさかの粉飾
粉飾決算が発覚し、時間外取引で大暴落、ニューヨーク時間オープン時には既に悲惨な状況になっておりました。
なのにすぐ売らなかった。
シナリオが崩れたにも拘らず。。
当時の私は恐怖に支配されておりました。
少しは戻るだろう…戻るだろう…
お祈りトレーダーというやつです。情けない。
ということで2ドル台で売却となりました。
反省
①中国株は怖い。
ナスダック上場の会社が普通、粉飾なんかしないだろうと思い込んでいた。
②企業分析をしていなかった。
これは素直に反省。
おかげでマジメに企業分析を始めるきっかけになったことは事実です。
いかがでしたか。
個別株を買うときは勢いとかイケてるとかの漠然としたイメージではなく、しっかり数字を見て判断したいものです。(粉飾されてたら分からんわ)
あざした。
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