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【ワンピカード】CS愛知Best32!!基本プレイングの言語化&おでん軸緑錦えもん解説

はじめまして、Bumpei(ぶんぺい)という名で活動している者です。

簡単に自己紹介すると普段はポケモンカードの記事を書いていて、公式大会ではそこそこいい成績を残し2022年度のポケカ日本代表プレイヤーとなり世界大会に参加してました。今回は初めてワンピースカードの記事を書かせていただきます。

チャンピオンシップに当選したことからかなりワンピースカードをプレイしたため、基本プレイング(主にカウンターの使い方やリーダーへの攻撃の刻み方)や構築に関して自分なりの言語化が行える程にはなったのでそれを記事とさせていただきました。

練習には膨大な時間を代償としているため有料記事とさせていただきます。
これは答えや正解ではなく、あくまでも一個人の意見であることも理解の程よろしくお願いします。

本記事の流れとしましては、
1.僕自身の考えや使用デッキの移り変わり
2.確立させた基本プレイングのまとめ
3.最終的に使用したリストの解説
4.練習と大会の感想
5.大会を終えてのリストの改善案(後日追記)
となっています。
目次を作成していますのでそちらから気になる部分に飛んでいただいたら直ぐに読めます。

文字数多くなり見辛くなってしまうため一部略語を使用しています。
例)
4cヤマト→4コストヤマト
先1t目→先攻1ターン目

1.僕自身の考えや使用デッキの移り変わり

■ワンピカード触り始めから大会前まで

ワンピ1弾環境はポケカの世界大会の練習と日程が被ってしまったため殆どプレイできていません。
友人が8cキッド型でチャンピオンシップ東京Best16という結果を残したのでリストを教えていただき少し回した程度です。

2弾環境からは時間が出来たためかなりプレイすることとなります。

まず初めに触ったのが緑錦えもんでした。(自作)

この当時は先攻選択していました。対戦相手も先攻を渡してくれる人が多く、最速8cおでん着地で概ねゲームエンドといった形でかなり勝率が良かったです。

少しプレイして4cヤマトのパワー6000がこのゲームでかなり強いことに気付きました。理由としては、序盤から6000の処理を行おうとすると膨大なドンを無駄にしてしまうためです。例えばリーダーに1ドン付けて4cヤマトを攻撃すると、まずその時点で1ドン損します。4cヤマト視点はここに1000カウンターを使用することはリーダー攻撃に対して使用する予定だった1000カウンターのバリューを実質2000カウンターにしたこととなります。ただし、この1000カウンターが後に更に化ける可能性があるため必ず使用するかというとまた話は別です。

話を戻して4cヤマトをどうしても倒したいとなった時、皆さんは何ドン付けるでしょうか。そこで考えたドンの数は全て無駄です。カウンターを切られて守られてもカウンターを使われず倒せた時も無駄しているのです。序盤に関しては触れない、もしくは同値や動きの中で余る分で殴って手札を捨てさせるが個人的には答えだと思います。
このことから触らなくても倒せる5cドレークの評価はかなり高くなりました。

環境序盤に話題となった青イワンコフに対しては5cヤマトを4枚採用して盤面処理優先することでそこそこの勝率を保てました。ただし盤面処理を優先することはライフレースで優位に立たれる可能性があり、相手が盤面を完全に捨て高パワーで相手リーダーに自分リーダーを殴られるだけで負けかねません。そうなった際に強いカードはブロッカーとなります。

個人的には青イワンコフと緑ミラーではかなり自信があったものの、黒スモーカーが若干しんどいかなといった印象で本当にこれがいいのかなと疑っている時にチャンピオンシップ大阪で優勝したのが赤ゾロでした。

個人的に赤ゾロは強い形が組めず止まっているところだったため、この構築を見て感心しました。

直ぐに組み試してみるものの思っている以上に難しく、勝てるもののかなり繊細なゲーム展開が多く、全デッキと戦えるのがいい点で、安定しないけど下振れでも戦える実質安定するデッキといった感想となりました。デッキが定まってきた今だと対戦相手全員下手だと思って持ち込む分にはいいのかなというのが率直な評価です。

この次週では友人のフラッグシップが控えていたため赤に強い青イワンコフの研究を行いました。

僕はこのデッキで一番大切なのは7cイワンコフに辿り着きコストを踏み倒していくことだと思っていたため、高コストは7cイワンコフと6cルフィのみでカウンターをしっかり切り、山上を確認できるカードはもちろん、リーダー効果でも探せるように低コストで且つカウンターを持っていることが大事だと考えました。

そうして出来た最終リストがこんな感じ。
リストは若干違いますが友人は青イワンコフでフラッグシップ優勝してました。

それから1週間後、チャンピオンシップ福岡では8cキッド型の緑キッドが優勝。

これは赤ゾロの活躍やチャンピオンシップが一回すでに開催されていたことで雑多すぎる環境ではなく、ある程度マッチの予想が出来る大会となったことから、増えそうであったデッキ(赤ゾロや青イワンコフ)に強く、減りそうであったデッキ(黒スモーカーや紫カイドウ)に弱いこのデッキが優勝したのだと思います。

デッキ自体もかなり特殊なデッキタイプであることから知らないとかなり不利な展開を押し付けられるため、不利マッチや不利だけど有利として見られるデッキにもしっかり勝てる会場だった気がします。

今後は不利な対面に初見勝ちみたいなことも減りそうなため、使う側には回りたくはないものの、強いデッキタイプではあるため、一通りのマッチアップの本当の相性確認を行いました。

その中で一番気になった点としては、対赤ゾロが若干しんどいということでした。

1弾環境とは違い、赤には3cビスタや9cニューゲートが追加されていることが大きく、8cキッド着地前にブロッカーの展開を行うことが難しく、8cキッド縦置きから次ターンブロッカーやリソースカード横展開(このパターンはリーダー体力を守れつつ相手の面を取れていないとリーダー総攻撃でカウンターを切らさせられかねない)や8cキッド寝かしながら置くも1体目は囮にしつつ2体目を通しに行くみたいに要求が上がっていることから思っているより勝率が安定しないといった感じに思いました。

それなりに勝てはすることから赤ゾロ同様、対戦相手全員下手だと思って持ち込む分にはいいのかなという評価になりました。

そうしてある程度環境デッキ(赤ゾロ、緑錦えもん、緑キッド、青イワンコフ)を触り、チャンピオンシップ愛知の1週間前となり、1週間の休みを取り1日10時間以上ワンピカードをする日々に入ります。

■大会1週間前

この段階での使用候補は緑錦えもんで、上位は赤と緑で埋まると予想したため対赤と緑の勝率は高く保てることを最低限の使用条件としました。

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