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シティリーグ優勝したので備忘録。使用トドロクツキ

久しぶりのnote投稿です。
ぶんぺいです。

シティリーグ、また優勝しました。

正直、去年や一昨年といったプレイヤーとして全盛期の頃の1/10にも満たない練習時間だったので上出来というか、これまでの頑張りは何だったのだろうとも思いました。

ただ、これまでの積み重ねがあるからこそ、こんな簡単に結果が出るレベルに達したとも考えれると思っています。
シティリーグ優勝を目指す皆さんの何かヒントとなればいいなと、今回はそんな僕が考えていたことをこのnoteで共有したいと思います。


日程選択

今回は最終週を第一希望にその周辺の日を中心に応募していました。
理由としては、多くの人が代わりにデッキの研究を進めてくれることが時間の作れない僕にとっては有難く、様々な情報が集約して結論が見えてきている頃となっているかなと思ったからです。
結果としては、新たにブジンエンテイみたいなデッキが注目を浴び始めたりミライドンが海外大会で優勝したりと、混沌とした環境になってきているところでした。

デッキ選択

時間がなかったことから、触るデッキを絞りました。
採用されているポケモン自体のパワーとエンジンギミックとの相性、速度感からバランスの良いように見えた順に触りました。
寄り道で開拓の進んでいないカードの試し回しも行なったりしました。
新弾発売から順に何デッキか触ったので触って辞めた理由を簡潔にまとめます。
※画像は現物だったり、公式画像だったり、PTCGLの画像だったり、プロキシ混ざってたりと色々混ざっていますがそれしか画像がないのと作成し直すのが面倒なのでご了承ください。

カイナパオ

2-2-2でゲームを進めれるのがかなり魅力的でカイナパオから触り始めました。
ボス全抜きリストでドヤ顔しようと思っていたら、有名プレイヤーが似たリストを使用していたことで失敗。
そもそも、ハッサムといったHP140の1枚しかサイドを取られないポケモンをアタッカーとしたデッキの存在や1ターン遅れから先に2-2-2で取られてしまうことがあったり、セイボリーキャッチャーみたいな予想される捲りプランがかなり重たく感じたことからデッキは強いもののシティリーグ優勝への期待値はかなり低く感じたため見送り。

悪リザードン

【デッキコード】yXpyyS-n750Ym-XpMMMp

ビーダル型のリザードン。これは新弾前から気に入っており、進化しなければ1の押しつけが可能で1ターン作れるところが評価ポイントでした。
バトルVIPパスへの依存度が気になり、回していてイキリンコex入れたいなと思ってしまった時に元々のデッキの良さが1点無くなってしまうことから一旦別デッキ試そうとなりました。
弱くはなさそうなデッキなので形を変えてまた使いたさありますね。

ブジンパルキア

最初と最後

テツノブジンのいいリストを見かけないなと思っている時に海外大会の結果を見て、ブジンサンダースVMAXを見て面白そうと組もうとしたらブジンSAR4枚作ったところでカードを作れなく作れなくなってしまい、仕方なく持ってるカードで相方になれそうなカードを探したところ、パルキアを見つけたので試してみることに。
気がついたら昔のターボパルキアのようなリストになっていき、トドロクツキも強いのでは?と思いました。
イマイチな感触にシティリーグ優勝の期待値はかなり低く、勝った時の話題性まで込みなら使ってもいいかなのライン。承認欲求に負けて勝ちたい気持ちの優先度が落ちてたら使ってそう。
決して勝てないという訳ではなく、パワーはあると思います。

ブジンロスト

サンダースがなくて出来たデッキ2つめ。
悪くない…悪くない……。けど、サポが繋がらないところが気になり、体感値としては半分近く止まっていて、それだけ止まってしまうと勝率4割前後となってしまうことから上手く形に出来ず候補外へ。

ブジンエンテイ

アルセウスV→テツノブジンex
あと、エンテイは3枚入れた方がいい

このデッキはパルキアやロストより先に組みたかったデッキ。
サンダースの代わりを探しているときにスイクンを見つけ、エンテイの方が適役だと思ったのにエンテイも持っていなかった。
実際回してみるもロスト同様、サポの繋がらなさが気になり辞めることに。
ここまでのブジン系全てに共通して言えることは、ベンチ枠が足りない、デッキ枠が足りない、サポが繋がらないの3つです。何かしら大きく思考を変える必要があると感じました。
ロストよりは強く最後まで候補に残していたものの、優勝は遠そうに思いました。
ちなみに僕は先攻派です。

トドロクツキ

・たねポケモン主軸で枠に余裕あり
・アタッカーがたねポケモンなので事前準備がなくても動ける
・先攻も後攻も強い
・高耐久(HP290で環境にほぼいない草弱点)
・高火力(条件はあるものの220ダメージor強制気絶)
・盤面にリソースを作ることが可能でナンジャモやツツジに対応しやすい
・非ex,Vのアタッカーを採用する事が出来る
ポケモンカードで安定して勝ち負けの土台に立ってゲームを行うことが出来ることはそれだけで最低限の勝率を担保出来ていると思うほどに遅れがちなデッキが多いと思っています。
このことから相性の有利不利を再現性の高さで覆す事が出来ることと有利対面をより有利に進めれることとなるため全体勝率はかなり底上げされると考えています。
このことからトドロクツキ自身の強みを最大限まで引き出せる形にリストを作成し、保険デッキとすることにしていました。
ちなみにこの後様々なデッキを相手視点で検討するためトドロクツキを回し続けましたがいいデッキと巡り合わずトドロクツキを使用することとなります。

その他(触れなかった理由)

ロストギラティナ
エンジンギミックは嫌いではないものの、機能させるための枠はかなり多いと考えており自身の納得のいく枚数配分に届かなさそうなため触らず。
デッキ自体は強く、与えられる手札と対面の盤面への理解を上手くできるのであればかなり強いと思うが、ツツジやナンジャモを絡めた捲りプランを多く取ることから時間切れ両負けのポケカには向いていないデッキだと考えています。

サーナイト
ロストギラティナと同様でエンジンギミックは嫌いではないものの、機能させるための枠はかなり多いと考えており自身の納得のいく枚数配分に届かなさそうなため触らず。
あとは攻撃し始めるのが遅いこと(スピード感)が気になる点。

ミライドン
触る時間がなかった。
かなり気になっているデッキの一つ。

ミュウ
登場してからずっと使ってきたが、見えないカードと戦い続ける感覚が好きではないため使用候補外。

使用したリストについて

【デッキコード】LnggNn-AUDK8x-ggLL9n

簡易解説

トドロクツキex 3
たまに困ることが起きるもののトラッシュすることはないのでトドロクツキがサイド落ちしている際はつりざおを使わなければならないことを頭に入れておく。

イキリンコex 2
どうしてもサイド落ちして欲しくなかったため。

ネオラントV
最初は入れてなかったもののデパート封印石が強すぎることからデッキの安定感をかなり上げてくれている1枚。

ビーダルライン 2-2
3-3入れて回したりしていたものの絶対に2面並べなければならないほどビーダルに依存している訳ではないため2-2で1~2面立てる。

アラブルタケ
使い方が難しい。弱くはないが強くもなく、逃げが重かったり技が連打出来なかったりとかなり不器用。
非ex, V以外で攻撃したい場面が多々あり、シティリーグでは半分の試合で技を使いはしたことから抜いても何かしらの1ターンで起動できて100ダメージほど見込めるアタッカーを採用したい。

かがやくゲッコウガ
結構早い段階で山から基本エネを抜き切ってしまうため、ベンチに置かないゲームも多々あり。
後攻1ターン目に走らなければならない時は置きますが、それ以外は2体目のビッパを置いたり、ネオラントやトドロクツキのためにベンチ枠空けとくこともあり。

サーチグッズ全部4枚
序盤の事故はイキリンコを絡めた大量ドローで回避できるとして、中盤以降の事故を防ぐには山圧縮が不可欠で、序盤の動きにも繋がることから枠が許す限り積みたい枠。

ダークパッチ 4
このカードを強く使うためのデッキなので4枚。
終盤余りがちのようにも感じるかもしれないが、このデッキはアタッカー2面作らず、相手の動きを見てから盤面を作ることがあるためダークパッチは欠かせないカード。
減らすことはなさそう。

すごいつりざお ともだちてちょう
イキリンコによる巻き込み事故軽減のため両方採用。
枠はトドロクツキの4枚目やナンジャモ2枚目から割いている。

ブーストエナジー 3
3枚もいるかは不明。
とりあえず付けてるだけでこれで確定数が変わり勝てたみたいなゲームもあったのか不明。
多分強い。

森の封印石 1
このデッキのMVP候補。
とりあえず貼って置いたタウンデパートが確定サーチに変わる。
シティ決勝ではネオラントスタート、ポケモンサーチ無しの手札をタウンデパートから封印石を持ってくることで事故を回避した。

オーリム博士の気迫
強すぎる。パモット可愛い。
手帳が入っているならネオラントを増やして3枚の選択肢はあるように感じている。

ボスの指令
後ろ呼ぶこともかなりあるので感覚枚数として最低2枚。

ナンジャモ
高耐久押し付けがなんだかんだ強く、ナンジャモを使用してもダークパッチ2枚から攻撃出来る可能性があるため初動としても弱くはなく、入れない選択肢は無し。

タウンデパート 崩れたスタジアム 3-2
対戦相手にポケストップは入ってないんですか?と聞かれたがポケストップというカードがかなり嫌い。理由としてはリソース管理が難しくなってしまうためグッズ以外の枚数を採用段階で必要以上に増やしたりしなければなくなってしまう。
今回のデッキでは、イキリンコ以外は自分の選択で手札を選び捨てていくことが出来るため、いれかえ札をジェットエネルギーのみに絞ることが出来たり、アタッカーの枚数を減らすことが出来て、結果として安定に枠を割くことが出来ている。
また、森の封印石の存在からタウンデパートもかなり強いスタジアムと言える。
中盤以降のスタジアムとしては負け筋を消せる崩れたスタジアムを採用し、イキリンコやネオラントを盤面から消し、高耐久トドロクツキの突破を強いる形で相手の要求値を伸ばして勝率を上げている。

基本悪エネ ジェットエネ 6-4
ベンチ枠の都合からアタッカーを3面作ることはないため基本エネのサイド落ちは2落ちまでを許容ラインとし6枚採用し、空いた枠に大地の器を入れ、1ターンでも早くデッキから不純物を抜くことを意識している。

シティリーグでのマッチについて

予選

1回戦 パオ×
技1度も言えず事故負け。
2回戦 トドロクツキ ○
お互い2ターン程技の言えない事故合戦、先に動けて勝ち。
3回戦 ウーラインテ ○
後1カラミティストームで盤面崩壊で勝ち。
4回戦 エヴォリザ ○
初手ジェットエネ3枚で走りづらい手札が来ながら、ツキが2枚サイド落ちしていて初動に悩みながら相手の事故を願いイキリンコから入らないゲーム展開を選択。結果としては相手の動きが鈍く先に2枚取れてから始まったゲームだったため、速度負けすることなく勝ち。
相手がラストターンにボスで逃げれないお祈りしてきたことから1ターン目に判断ミスしていれば負けていて危機一髪。
5回戦 ロストギラティナ ○
殴り始めに遅れたものの、ツキを倒しに来たギラティナに対してアラブルタケで刻んでからカラミティストームで倒せたことで無傷のツキを作れて、ベンチにビーダルライン2面置きロストマインx2で勝てる盤面作らせて相手をそのプランに誘い、1体倒されたタイミングでもう1体を崩スタで飛ばして1ターン作り勝ち。

トナメ

1回戦 予選1回戦の相手
デッキ不備不戦勝
準決勝 サーナイト ○
後1殴れず遅れて先2ミラージュステップでキルリア4面並び、アラブルタケにキャッチャー当てられジェットエネ引けずまた殴れないしんどい展開ながらもアラブルタケが毒とワザでサイド2枚取ってくれたこと、相手がサイドを先攻してくれていたことでサナexを立てざるを得ない状況になり2回倒し勝ち。
勝因はリバサナにサイドを2枚取られることがなく、ずっとサケブシッポでビーダルやゲッコウガを狙ってくれたこと。
決勝 パオジアン ○
初手見てネオラントスタート、ポケモンサーチ0で一瞬絶望するもたまたまタウンデパートを持っていたことから封印石VIPパスで事故脱却し、相手の事故を拾い勝ち。

総評

サブマリン優勝
運がいいけど、いいとは言い切れない対戦内容で、運の使い方が上手い日でした。

翌日、友人も同じ60枚でシティ予選4-1したのですがそっちは9位オポ落ちでした。
ドンマイです…。

トータル10-2

久々にしたポケカの感想

ポケカは前までと変わらず、お互いに回るポケカは幻想で、如何に事故を拾えるか、事故でも戦えるかが大事なゲームでした。
上振れに夢見るのはやめたほうがいいと感じました。
どれだけ強い択をデッキに搭載したとしても再現性がないものはその時点で勝率を落とすことになり、大事なメインギミックの再現性も損なわれることで負の連鎖が始まると思います。
デッキの細部を触る前にデッキ選択を見直すべきだと思い、デッキの細部を触る時はそのデッキと環境を理解してからだと思います

シーズン1優勝してしまった僕はまたポケカに囚われるのかな。


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