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夢を語れる大人になりたい

「アイヌの長老の叶えたい夢は何だったと思います?」

「素手で熊を倒すコトだったんです。」

人は、その人の知りえる情報の中でしか願望は生れてこないようです。

現代の子供たちの夢は?

「ユーチューバー、サッカー選手、プログラマー、お花屋さん、パティシエ」

現代の大人たちの夢は?

「コロナに打ち勝った世界をつくる?経済成長?宇宙旅行?」

70年前、戦時中の軍国少年たちは、御国の為に命を捧げることが夢でした。

そう考えると、私たちが抱く夢や目標にどのような意味や価値があるのだろうか。

黄金のように輝く夢も、数十年、数百年経てば、陳腐な夢と定義されるかもしれない。

人々が羨むような夢も、時代と状況では、蔑まれるものになる。

でも、それが人間の限界であり、多様性であり、憎めないところなんじゃないかと思う。

人間をやっている限り、分かっちゃいるけどやめられないモードで生きるしかないんじゃないか。(ダイエットしたくても食べちゃう、目の前の欲に翻弄される生き方)

うちの娘が幼稚園に通っていたころ、夢を聞くと100個以上あると言っていた。

今はどうだろうか。

様々な現実を知り、大分絞り込まれてきているようだ。

私も、今年で44歳になるが、ある程度自分がやれることが分かってきた。

日々、力の無さを痛感し夢がもてずにいたが、力が無いなりに絞り込まれてきている気楽さはある。

情報過多に生き、先行き不透明な現代人として、誇りをもって夢を語りたいと思う。

「今の自分の夢は、ライオンを素手で倒すことである。」

夢に向かって、日々邁進していきたい。


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