徘徊するチョージョ。

みんな子供は夜中、徘徊します。これは子育てあるあるです。きっとそうです。あなたにも記憶にあるはずです。うちの7歳のチョージョは時々、夜中にむくりと起き上がって、寝言をブツブツ言ったり、部屋のなかをうろうろと歩いたりします。先日も、夜中1時過ぎに誰かが何かを呟いている声に起こされ、あたりを見渡すと、チョージョが薄暗い部屋の中を徘徊していました。怖い怖い怖いと思いつつ、そんな娘をじっと見ていると、突然壁に頭からモロにドンって体当たりをして、くるりとこちらを振り向き、「トイレ」とだけ言いました。ホラーです。チビリかけました。とりあえず、トイレに誘導し、きちんとおしっこを済ませたあと、娘はまた布団にドサリと横たわると、何事もなかったように眠ります。父は心配です。朝、昨晩のことを話してももちろん、何も覚えておらず、壁にぶつかっていたよと言うと、そんな訳あるかと、ぶつかり稽古かと、笑われました。父は心配です。

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