見出し画像

Creepy Nuts Caseツアー初日の大阪公演に行ってきた話。

〇前書き

Creepy Nuts Caseツアー大阪公演に行ってきました。
Creepy Nutsのライブは初めてでしたがめちゃくちゃ楽しかったです。
刺さりまくり、泣きまくりの2時間。熱量込めて書いてたらだいたい、9,500字。
熱量100%なのでうまい表現等一切ございません。
またセトリや演出についてしっかり触れているのでネタバレ食らいたくない方は見ない方が良いです。(まず見ても得がない)
ライブレポというよりも日記に近いので開演までだいぶあります。
開演後へは目次からどうぞ。

〇本編

朝起きる。
広島の時よりも、寝るのが遅かったのに、起きるのが早くて、正直めちゃくちゃ寝不足。
ライブは死ぬほど楽しみなんだけど、大阪に行くまでが面倒くさすぎて、少し憂鬱になる。冷蔵庫に置いてあったプリンとヨーグルトを流し込んだら、準備をして家を出る。 
バスに乗り込む。
さすがに広島よりは大阪の方が遠くて、結構時間がかかるなぁと思いながら、ずっとイヤホンでCaseの楽曲を流す。
乗る前に買った、おにぎりを見ると、ツナマヨ、エビマヨ、ピリから豚マヨ。やっぱりマヨネーズ好きだよね…?

2時間ちょっとバスに揺られると、外の景色は大都会、大阪。
外を歩く大量の人を見るだけで、気分が悪くなりかける。やっぱり人が多いところは苦手だ。(ライブ会場も人多いけど、それはみんな目的を同一としてるからあんまり苦じゃない。)
大阪駅に着くと、まだ11時前で、さすがにもう1本遅いバスでも良かったのでは?とバスのチケットを取った自分に尋ねたくなった。大阪駅は人が多いし、そんなに行きたいところがある訳でもない。遠出をする時も基本ノープランだから何もすることを考えてなくて、とりあえず、ライブ会場に向かう。
12時前には本日の会場。大阪城ホールに着く。大阪城ホールは確か2度目だったと思う。あんまり覚えてないけど。

グッズ待機列が開場前から長蛇の列になっていた。さすがに売り切れることはないとは思ったけど、することも無いので、列に並ぶ。暑いし、蚊がめちゃくちゃいて、ロケーションとしては最悪だったけど、かなり長く待ってようやく入場できた。
グッズは特に何を買うかとか全く決めてなかったので、とりあえず一覧を見て、確認。白のロンTとタオル、ゴムバンドのとりあえずライブの3種の神器を購入した。Creepy Nutsのグッズは普段使いできるようなデザインでめっちゃグッズ可愛い。推しメンタオルじゃそうそう無理。(そりゃそう)

グッズをそうそうに買い終えてしまったので、大阪城ホール付近ではすることが無くなってしまった。(大阪城に登ったりもしたけど、大して面白いエピソードも無いので割愛)

どっか行くとこを探そうと思って、適当に日向坂の聖地的なとこを探してみた。(こういう時もヲタクが出てくるんだよなぁ…)
大阪ほんとになんもないのよ。探したけどあべのハルカスぐらいしか出てこないし、行ったことあるし。
ふと、思い出してると、すしセンターとかいう寿司屋が金村美玖さんの初センターを祝う張り紙を出してて、それが大阪だったことを思い出す。

そこ行ってみるか。腹減ったし。

決まると行動は早くて、大阪城公園駅を後にして、天王寺に向かっていた。
ボロっちい味のある商店街を抜けるとすしセンターあって、Twitterでよく見た張り紙が。
普通に列ができるくらい人気店だったので、並んで入ってみることに。(普通に30分くらいは待った。)

店の待合室では、金村美玖さんへのメッセージを書くようにボードがあった。すし×センターという共通点だけでここまでやってくれるのはありがたいなと思うと同時に商売が上手いなと心の底から思う。待合室で隣にいた人が『金村美玖って誰だよwww』と言っていたのを聞いて悲しくなると同時に、まだこの人たちは金村美玖に出会うという感動を体感できるのかと思うと羨ましくて、仕方なかった。(すしセンターに言ったことをメッセのレターで送るヤツ。)
寿司は普通に美味かったです。安い割にネタがでかくてしっかりしてる。

腹ごしらえも済んだので、あべのハルカス上まで行くかとも思ったけどやっぱり行ったことあるので辞めた。
普通に大阪城ホールの辺りに戻ってしまった。時刻は15:30頃だった。

まだまだ開場まで長いので、ゆっくりローソンでアイス買ったり、本読んだりダラダラ過ごしていたが、坂道垢で今朝繋がった人が近くで暇してるということで、その彼を探して会うことに。(こいつがめちゃくちゃ良い奴だった)
Twitterで足元の写真上げてたので、見つけるのはめちゃくちゃ簡単だったけど、こういう全く知らない人とエンカする時は話しかけるのめっちゃ緊張する。広島のこともあって、話しかけた方が面白いと思って声をかける。不安は杞憂でそこそこ話も盛り上がり。入場時間までしっかり時間を潰せた。

終わったらまた落ち合って、感想戦しようぜと約束をして自分の席に着く。
本日はスタンド19列目。結構後ろだと思ってたけど、座ってみると意外としっかり見えそうで安心した。
しっかり客の間隔取られてるの見て、日向坂は割とガイドラインギリギリまで攻めてんなと思った。
最前を経験したから、ワクワク薄れるかなとか思ってたけど、全然心配なかった。死ぬほどワクワクして、ソワソワしてた。

〇ここからが開演


そして開演。
DJ松永登場。
ターンテーブルに着く。指先を確認する。この時既にめちゃくちゃテンション上がってた。なんか、指先の確認がめちゃくちゃ好き。プロって感じがしてめちゃくちゃクールなのよ。
ルーティン自体はオリンピック閉会式でやったやつを見れた。めちゃくちゃ嬉しかった。
最後背中で止めて、バーンで終わるんだけど、背中で止めたとこで、客が拍手し始めちゃったから、バーンに入るまでだいぶ溜めてた。いきなりあんなかっこいいルーティン見せられたら死んじゃうなぁと思ってたら、R‐指定登場。

1曲目
『Lazy boy』
いきなりライブ初披露の曲。
Creepy Nutsのライブ初めて来たこともあって、いきなり度肝抜かれる。マジでRさんラップが凄すぎる。リズムキープとフロウと肺活量と。マジで技術が1級品すぎる。この曲自分で歌おうと思うと絶対歌えないのを知ってるからこそ、やっぱりとんでもない人なんだと再確認する。めちゃくちゃ好きなのが落ちサビで1オクターブ上げて歌うとこがめちゃくちゃ好きで、聞けてよかったなって思う。

2曲目『バレる!』
この曲もまじでかっこいいんすよ。
1番好きなのが『頭で分かっちゃいるけど体が麻痺してくミステリー』のとこの歌い方。一瞬音止める感じも音源の時からめちゃくちゃ好きだった。
そして3バース目やっぱりめちゃくちゃ魅力的なリリックでかっこいいんすよねぇ。ほんとに痺れる1曲。

MCに入って、Creepy Nutsからの挨拶。
大阪城ホールでの開催に喜ぶ2人。
Rさんが初めて大きな会場で見たライブがKREVAさんの大阪城ホール公演だったらしい。その地にたってるCreepy Nuts。エモいなぁ…
前日はB’zとミスチルがツーマンしてた。バケモンすぎる2組だけどそれに負けないように全力でやる。もう既に全力がひしひしと伝わってきてたよ。

コロナの話題で、なかなか開けずに夜遊びに行くことも全然出来なくなっちゃった。でも、今日この場では最高に夜を楽しもうじゃないかというMCから

3曲目『よふかしのうた』
Rさんの両手上げろの煽りで全員両手上げて、音に乗って、手を振って。これぞライブだよなぁと思ってめちゃくちゃ楽しかったな。さすがに何百回と披露してきてる子の曲は安定感もとんでもなくめちゃくちゃドープだったな。アウトロのDJ松永のスクラッチもめちゃくちゃかっこいい。生で聞けてよかったなぁ…

4曲目『紙様』
この曲も武道館と引き続きやってくれるとは…!!
お決まりのRさんの『聞くのも野暮やと思うけど、お前ら銭は好きか〜???』の煽りから入るこの曲。もうその煽りの時点テンションはMAXだし、銭はもちろん好きなので、叫びたくなっちゃう。
ライブのこの曲の好きなところが
『ないとどこまでも踏みにじられる〜』の掛け合いのところ。Rさんが歌って松永が歌って。ほんとにアツいんだよなぁ。

ここでMC。
もしかしたら、B’zの話とKREVAさんの話ここだったかも。多分スタッフさんが徹夜で会場設営してくれた話してた気がする。そんな気がしないでもないなとも思うけど、まぁどっちでもいいか。
曲入る前に
『声は出せないけど、HIPHOPの上がった時にやる、手を挙げる、音に乗る、飛び跳ねる、それらは今日合法となっております。』のMCから

5曲目『合法的トビ方ノススメ』
さすがにトんだし、飛んだ。
ここでRさんがめちゃくちゃ煽ってくるのずるいんだよなぁ〜。
『気持ちいことしよう〜』のところで手挙げて、音に乗って、サビで飛び跳ねて。ひたすらに楽しい曲。
もうとっくのとうにブレーキは外れちゃってんのよ。

助演男優賞のイントロが流れ始めてRさんのMC。『今日の主役は、もちろん俺たちです。でも見てくれるあなたも主役。準備してくれたスタッフさんも主役。じゃあ助演は誰なのか、それは昔の俺らの楽曲です』って言って
6曲目『助演男優賞』
もうこのMCでとんでもなくエモい。
武道館の時は武道館の舞台でもCreepy Nutsが助演で、見てるあなたたちが主演です。って言ってたのが、このツアーは彼らも主演で、過去の彼らが助演を務める。今回のライブのコンセプト自体も過去と現在とこれからをなぞるライブだったから、ほんとにこのMCが良くて忘れられなかった。
助演男優賞のライブアレンジがめちゃくちゃ好きで聞けてよかったなぁてすごい思ってる。

MC。
業務連絡。イヤモニの音量上げて欲しい。
ライブのテンション感はやっぱりめちゃくちゃ違うらしい。
別に俺たちはHIPHOPのイメージをいいものにしようなんて全く思ってない。(これは多分波物語の1件とも繋がることなんだろうなぁと思ってた。)でも、俺らにもHIPHOPで居場所が出来て、いい事も悪いことも沢山あって、俺はいい事の方が多かったなと思うけど、今の俺たちは間違いなくHIPHOPシーンの顔役になってると思う。このMC聞いた時にほんとに次の曲へのつなぎ方うますぎて、震えたさ。次の曲がすんなり入ってきてめちゃくちゃ気持ちよかったな。

てことで
7曲目『顔役』
この曲こそRさんの豊富なフロウが存分に発揮される曲で、めちゃくちゃ聴き応えあって良かったなぁと思う。思わず右手あげるように盛り上がる曲って感じじゃないけど、こういうクールを突き詰めた曲が意外と好き。まさに圧巻。バースごとに全部違うフロウでアプローチしてくるし、フックがほんとにあのBPMの速いラップでしっかり聞き取れるのはほんとに凄いこと。めちゃくちゃかっこいいパフォだった。またこの曲聴きたい。

7曲目『耳なし芳一Style』
Rさんがどんなスタイルで今まで戦ってきたか。それは刻んだ曲。
この曲もフロウが豊富な曲なので、実力でしっかり魅せてくる曲を二連続で持ってきて、勝負掛けに来るのめちゃくちゃかっこいいなと思ってしまう。
音止まってRさんの声だけになるところめちゃくちゃ鳥肌たった。重てぇブリンブリンもタトゥーもないけどマイク1本で戦って、勝ってきた、人だから歌える歌詞。重みがあってまともにくらっちゃったなと思う。

8曲目『俺より偉い奴』
まずこの曲は重低音の迫力半端なかったな。あの胸に低音が響いてくる感じ。ほんとにライブを感じてめちゃくちゃ好き。
『セトリの2時間をぶつけ合おうってな』
の所ほんとに本気でぶつけに来てるなと思って思わず右手上がっちゃった。
ってかここの3曲、前半披露した曲よりもブラックな印象の曲だからこそ、青と赤の照明の当て方がめちゃ曲にあっててよりかっこよく見えたんだよな。

MCに入る。
少し長めの沈黙があったあと、
Rさんが『この時間ええよね。』
ステージが回転するタイプのステージが中央にあって観客席が円になってる。アーティストにとっていちばん無防備なステージ。モニターのつき方とか昨日のK‐1と同じじゃねぇか。ステージ回ってる時何喋ればいいか分からない。とか言いつつ、テンポのいい会話に笑いも起きるし、さすがだよなぁと思う。
かますとこかますのはそりゃもちろん大事なんだけど、それに気を取られすぎて自分を追い込んで追い込んで、壊れちゃったらなんの意味もない。俺は逃げ道を常にひとつでもいいから作る。
あなたも色んな、仕事とか任されるやろうけど、ほんとに煮詰まって無理やと思った時は、何も考えず、いやそれはちょっと違うか、めちゃくちゃ申し訳ない思いながらでもいいから全部投げ捨てて逃げるっていうのもひとつの生き方。
このMCはめちゃくちゃ刺さる人いるだろうなぁ…全部一人で抱える必要ないって言うとありきたりかもだけど、ほんとに大事な生き方で。

9曲目『風来』
この曲はほんとにフックのメロディラインがめちゃくちゃ素敵でリリックも素敵で。それこそ何か投げ出したくなる時に聞くと色々考えながら涙を流せるような…そんな曲でめちゃくちゃ好き。明日っていう1番近い未来をどう生きて、どう生きたいか。なんかさっきのMCも合わせて刺さりまくっちゃったな。

10曲目『オトナ』
めちゃくちゃ好きな曲きて、嬉しかったなぁ。オトナになるってよく言うけど、ほんとにそれぞれに定義があって、Creepy Nutsが語るひとつのオトナになり方。それがめちゃくちゃ魅力的で。自分の中では腑に落ちることで。オトナになればできることも増えて満たされることが増えると思ってたけど、結局完全に満たされることは無いし、人に迷惑をかけることも無くなると思ってたけど、別の事で迷惑をかけるようになって。オトナになるって難しいなぁ。
このオトナになる過程って所が次の曲にもめちゃくちゃ効いてきてこのセトリすごいなって思わざるを得なかった。

11曲目『のびしろ』
Rさんも松永も30になって、立派なオトナになっていく中で、できることが増えて、それこそ、逃げ方もサボり方も上手な生き方をできるようになってきて。でもまだのびしろだらけで。こんなにも成長ってことに貪欲になる曲が30になってもかけると思うと、歳を取るのも思わず魅力的に感じる。
最初この曲のタイトルを『ポジティブ30』にしようかと思ってたエピソードがあるくらい、めちゃくちゃポジティブな曲なんだけど、根っからのポジティブじゃなくて、ネガティブな部分があって、過去にもしがらみがあって、色んなところで抑圧されて、削られてきたけど、腐らず進めてきたっていうこの明るいだけじゃない感じが最高に元気を貰える。生で聞けてよかったなぁと思う曲のひとつで、さらにこの曲好きになっちゃったな。
のびしろしかないわ。

MCに入る。
ここで松永からのカミングアウト。今日もRさん遅刻してきてた。新幹線乗り遅れたし、新大阪で降り遅れて、新神戸まで行っちゃった。冷静になって思うけど、遅刻してきて拍手が起こるの意味わからんすぎる。
新神戸でノルマ20枚のライブしてた話。過去の話に入ってCreepy Nuts名義で初めて作った曲の話題に。

12曲目『シラフで酔狂』
この曲聞けるのめちゃくちゃ嬉しすぎないか。まさに、Creepy Nutsの自己紹介曲のような、ほんとにこいつらがCreepy Nutsだ。と言わんばかりのこの曲をこのタイミングで刺してくるのはすごいな。
『布袋と吉川 CHAGEとASKA 修二と彰 俺と松永』で上がりすぎてまた右手自然と上がっちゃった。
こんな盆踊りっぽい曲調でめちゃくちゃクールなトラック作る松永ほんとに半端ないなと思う。

13曲目『トレンチコートマフィア』
次ぐらいトレンチコートマフィア来たら嬉しいなと思ってたらほんとに来て、テンションぶち上がっちゃった。
このタイミングで初期のCreepy Nuts曲をなぞっていくのめちゃくちゃ神セトリだなと改めて思ってた。
この曲もトラックめちゃくちゃすごいよね。サンプリング元の『Loot My Body』に、古いマフィア映画で使われるような銃声音。このトラックほんとにめちゃくちゃすげえと思うんですよ。
まぁしっかり上がっちゃって、めちゃくちゃ右手上がっちゃったよね。

14曲目『デジタルタトゥー』
昔の曲をなぞる流れかと思ったら、ここでまさかの新規曲。モニターに映る映像がめちゃくちゃ印象的で、最初はしっかり歌詞が映されてるんだけど、それがだんだんぐちゃぐちゃになって読めなくなっていくっていう映像の作り方、この曲にあっててめちゃくちゃかっこよかったな。
フックの前の『過去から嘲笑う』のところでめちゃくちゃ鳥肌たった。
ラッパーで言葉を扱う人たちだからこそのデジタルタトゥー。めちゃくちゃクールな楽曲だと思う。聞けてよかった。

15曲目『15才』
生で聴いて1番痺れた楽曲が間違いなくこの曲だったなと思う。のびしろで30になって見えるポジティブな所と、15年前の自分を見返した時に得たもの捨てたもの。ほんとにまだ人生経験全然詰めてる歳じゃないけど、刺さりまくっちゃった。
『お前が欲したいくつかを手に入れて お前が嫌ったいくつかを身につけて お前が願ったいくつかを諦めて お前と誓ったいくつかを忘れてる』
この歌詞がほんとに苦しくなるほど好きで、あの頃なりたくないと思ってモノに近づいてしまう自分が苦しいけど、歳をとるのにそれが正解で。ほんとに聴きながら感動じゃない涙が出てしまうくらい良かった。
このフレーズのとこ、アカペラでやるのもいいんだよな。マジでクールな曲。Caseで一番好き。そんで15曲目でこの曲を入れてくるのもいいよね。

ここでMC。
ラッパーという言葉を扱う職業で、言葉の鋭利さを知ってて、今思うとなんでそんなことを言ったのか、なんでそんなことしたのかって思うことも沢山ある。でも紛れもなくその延長線上に今の自分がいて。
多分これからも、人を傷つけるし、差別もするし、それが無意識であるほど根深いものだと思う。でもそれに向き合って向き合って、誰かが重ねて、力を貰えたって。そういう仕事に向き合っていきたい。
このMCもめちゃくちゃ素敵で。ほんとにあの人から出る言葉の一つ一つが自分の中に入ってきて苦しくも、前向けるなと思ってた。

16曲目『サントラ』
この曲はしゅだぴち(菅田将暉)と作った曲だからやっぱりラップと言うよりはほんとに曲とか歌って表せるものなんだけど、それを原曲との違和感も全く感じさせず歌い上げるRさん歌うますぎて震えちゃうな。
落ちサビ前の松永のスクラッチもめちゃくちゃかっこ良かった。
この曲の照明が緑と黄色だったのがもう自分の解釈一致過ぎてめちゃくちゃ好きだった。あの空間素敵すぎたな。
いつかCreepy Nutsワンマンの客演でしゅだぴちが来て歌ってるの見てみたいな。

17曲目『Bad Oranges』
この曲好きすぎて、イントロで泣けちゃった。証明はオレンジでめちゃくちゃ明るくて温かい空間だった。
1バース目はめちゃくちゃ中学生頃の自分に聞かせてやりたいし、2バース目は今の自分に刺さりまくって、もうめちゃくちゃ号泣しちゃってたなと思う。
色んな思い出で自分が作られてるなと実感できる曲でめちゃくちゃ好き。ふと地元に帰ってあいつらと遊びたいなと思ってしまう。
皆味方だからな。

18曲目『かつて天才だった俺たちへ』
この曲はほんとにメロディアスでめちゃくちゃ好き。何回も音源で聞いてたけど、ライブで聞くと全く違う曲ですな。楽しすぎてずっと右手上がってた。
『草葉の陰からゴンフィンガー』
で会場の全員がゴンフィンガー上げてた瞬間最高だった。PONPONPON。

MC。
地元の話。
大阪梅田で生まれて、色んな人にあって、スタッフには高校の同期もいて。地元が1番自分が何者なのか思い出させてくれる。R‐指定じゃなくて、野上恭平でいられる場所なんだと思うとめちゃくちゃ、この話を大阪で聞けたのはとんでもなく価値のあることだったなと思う。
早くコロナが空けて、地元のツレと根まで遊べるようになって欲しい。

19曲目『Who am I』
さっきのMCの地元の話を聞いたあとでのこの曲はほんとにめちゃくちゃエモすぎて死んじゃった。マジで大阪で聞けてよかったなぁ…
『立ち止まり続けるのと悪かないよな』
このリリックがほんとに素敵で、立ち止まり続けることが出来ること、それを受け入れてくれる場所があんのはほんとに大事で、それは間違いなく地元の家族とツレで。あぁ帰りたくなってきたなぁ…すぐそこだけどね。

20曲目『使えない奴ら』
Who am Iに続けてこの曲持ってくるのめちゃくちゃずるいセトリだなと思いながら、続けてずっと泣いてた。
使えない奴らなんて呼ばれて来てますが、そんな使えない奴らに今死ぬほど励まされて、元気もらって、時に寂しくなって、明日も頑張ろうなんて思ってる。ほんとにありがたいことだよな。
呆れ返るようなうだつの上がらない明日を迎えに行こうか。

MC。
もうそろライブが終わる。
締めに向かって話し続ける。
こっちは涙で溢れて、ほんとに来てよかったなんてもう感じちゃってる。
次がラストですが、すごい寂しくて、でもめちゃ充実感感じてて…

21曲目『土産話』
最後はやっぱりこの曲。このツアーを締めくくるなら絶対この曲が良かったので、最後の最後がこの曲でほんとに良かった。
『なぁ相方』から始まるこの曲。Rさんが松永の方を見て歌い始める。もうそこですごい泣きそうになっちゃって。そんでモニターに映るRさんの楽しそうな表情。ちょっと泣きそうになってて堪えてる松永。全部が全部素敵な空間だった。
『もう誰も思わねぇ俺たちを助演と』
助演男優賞の前のMCも印象的だったし。間違いなく最上級の主役だったよ。
『エンドロール流すなら今 みたいな瞬間で溢れてた でも欲張りな俺ら ハッピーエンドのその先を見に来た』
もうエンドロールがライブとしても流れるようなタイミングでこの曲のこの歌詞でただまだ先をどんどん見せてくれるような感覚で終わって欲しくないと心から思ったし、めちゃくちゃ泣いた。
こんな相方に向けて曲書くのずるいよ。
『まぁ今年も年末空けとくわ』ここをめちゃくちゃ明るくめちゃくちゃ笑顔で歌うRさんでほんとにグッときてめっちゃ泣いちゃったね。ほんとに今年こそ紅白でてくれ、また泣いちまうよ。

アンコールは無く、規制退場。
退場すると、約束してた彼と合流。お互いに泣きながら感想戦しつつ、ぶっ刺さりまくった言葉と曲と、雰囲気とを噛み締める。
お互いに大変なことがあって(自分は全然のうのうと生きてるけど)それに向かってまじで頑張れるなって、2人とも思ってた。
2人で写真を撮ったら新大阪に向かった。
楽しかったからという理由で、マック奢ってくれた。めちゃくちゃ良い奴だった。めっちゃ美味しいマックだった。

感想を話しながら、色々自分の話もしつつ。ほんとに今日フォロー貰ってライブ前に初めて会ったとは思えないほど、色んな話したし、良い奴に会えたなと思った。
新幹線乗る前にしたハイタッチは忘れない気がする。お互いに頑張ろうな。またどっかの現場で会おうや。

初めてCreepy Nutsのライブに行って、色んな言葉貰って、元気をもらって。
技術にやられて、MCで笑って。泣いて。ほんとに夢のように過ぎてた2時間。
めちゃくちゃ最高のライブだった。また絶対いくからな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?