「文化人類学入門」、ちょっとだけ読んだよ

今日はこの本についてサラッと。

見た目、タイトルからして、ザ・入門書っていう感じです。ビジネスうんぬんではない、いわゆるイメージ通りの文化人類学が概観されている印象。まだ読んでる途中なのですが、この手の入門書には必ず紹介されている島があって。パプアニューギニアの「トロブリアンド諸島」っていう島なんですけど。

文化人類学の父と言われるマリノフスキーが参与観察(どっぷり長期に渡って伊文化の中で生活して観察すること)という手法を編み出した場所で、ここから文化人類学の歴史が始まったと言っても過言ではないらしい。

これ、トロブリアンド島で研究中のマリノフスキーさん。この写真良すぎる。EXILE TRIBEの飲み会に間違って入ってしまったロバート・キャンベル先生みたいだ。

古い文化人類学の研究事例にはこういう西洋文化から遠く離れた民族の研究がとても多いんだけど、こういう民族の人たちって、今どうなってるんだろう?っていつも思うんですよね。たいてい、白黒写真で、いわゆる当時「未開」と言われた地域の探索、みたいな文脈で書かれているので。

ちょっと気になって、ググってみた。すると、

予想通り、めっちゃ観光資源になっていた。なんか、微妙な気持ち。

おわりだよ。

次回予告:この本、すごく良い本だと思うから、これについてもう少し書く!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?