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BIRDER9月号の見どころ


特集【シン・ハヤブサ類】

ハヤブサ類見どころガイド

今号の特集は「ハヤブサ類」。ハヤブサ類といえば鳥界随一の高速ハンターとしての姿が有名ですが、実はタカやワシよりもインコやオウムに近い鳥であることを知ってますか?今号では実は世界中に分布しているハヤブサ、街なかでも見られるくらい身近なチョウゲンボウ、巧みな飛行でトンボなどを捕らえるチゴハヤブサ、冬の農耕地の人気者コチョウゲンボウなど、ハヤブサ類各種の探しかたや暮らしぶり、営巣環境の変化といった見どころを深掘りしていきます!

カッコイイだけでは物足りないハヤブサ撮影虎の巻

ハヤブサ類は人気の被写体ですが、相手は猛禽類、近くに来てくれないし、飛ぶのは速いしで撮影難易度は低くありません。そんなハヤブサ類と長年向き合ってきた写真家の福丸さんに、撮影のノウハウを語ってもらいました。猛禽らしい強さだけでなく、リラックスした、ある種の“かわいらしさ”さえ感じる写真の数々は、福丸さんが10年以上フィールドに通い、時間をかけて鳥と向き合い、信頼関係を築きながら距離を縮めてきた成果といえます。「ハヤブサの撮影は一日にして成らず」——そんなことを感じられるページです。

連載記事などの見どころ

BIRDING CAMP (鳥見+キャンプ)のススメ 2023

毎年恒例のBIRDING CAMP(鳥見+キャンプ)企画、5回目となる今回の舞台は群馬県の菅沼キャンプ村です。今年は新型コロナ感染症が5類に移行したこともあり、改めてグループでのキャンプに挑戦。キャンプ初参加の編集スタッフでも立てられる最新テントのほか、キャンプの醍醐味であるちょっと豪華なバーベキューや、宿泊地=探鳥地というキャンプ場ならではのアクティビティなどを紹介します。菅沼のほとりでキャンプを楽しむ編集部一行が目にした思わぬ鳥とは……⁉これを読めばきっとあなたもキャンプに行きたくなるはず。

鳥の都会暮らし《アーバンライフ》はじめました

「線状降雨帯」「ゲリラ豪雨」「梅雨・台風の長雨」など水害のリスクが高まっている今、調整池という環境はこれまでになく重要になっています。そんな調整池はふだんは湿地のような半自然の環境で、人の立ち入りも少なく、緑も多いので都会に暮らす鳥たちにとって大切な生活場所です。今回紹介しているツバメにとっても、衣(水浴び)・食(昆虫)・住(巣材)が手に入る調整池は今や都会暮らしに不可欠な場所になっているようです。ちなみに編集部N村の鳥見フィールドにも調整池があって、ツバメだけでなく四季を通していろいろな鳥が楽しめます。皆さんの家の近くにもし調整池があったら、散歩のコースに入れてみてはどうでしょう?

BIRDER2023年9月号特集目次

●ハヤブサの協同作戦(一日一種)
●超スピードの名ハンター ハヤブサ(黒沢 隆,佐藤 圭)
●身近な猛禽類 チョウゲンボウ(平野敏明)
●ハヤブサ界きっての軽業師 チゴハヤブサ(♪鳥くん)
●小さなハンター コチョウゲンボウ(平野敏明)
●見られたら超幸運かも!?「レアなハヤブサ」たち(♪鳥くん)
●渡りで見逃すな!ハヤブサ観察のすすめ(久野公啓)
●カッコイイだけでは物足りない ハヤブサ撮影虎の巻(福丸政一)
●夏のハヤブサ探訪記(BIRDER)

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文一総合出版

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