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「ゆっくり旅」の3つのルール

こんにちは。「ゆっくりトラベラー」のぶんごーです。
ぼくのおすすめは「ゆっくり旅」
気になる人は続きを読んでみてください。
「ゆっくり旅」で心に留めている3つのルールです。

■ゆっくり移動する

「ゆっくりトラベラー」なのでこれはマスト。
速すぎると見落としてしまいがちな、些細だけれど美しい風景に目を留める。
それが「ゆっくりトラベラー」の旅のスタイル。
飛行機や新幹線は便利なんですがもったいないと思うのです。

ずいぶん前に出雲大社に参拝したとき、JR出雲市駅前のホテルから2時間かけて歩いたことがありました。
市街地を抜けて農地の広がる郊外を過ぎて、緑に覆われた丘陵が立ち現れても歩き続けて目的地にたどり着いたときに、バスや電車で訪れるのとは違う感覚に襲われました。

同じ場所を旅していても移動手段によって受ける印象はまるで変わってきます。
飛行機や新幹線よりはバスや在来線、それよりは自転車、徒歩。ときには船。
もちろん時間の制約があるのでどの移動方法を使うかはその時次第。
でも可能な限りスローな移動手段で旅の過程や文脈を楽しみたいですね。

■地元の人が行くようなお店で食べる

旅先での楽しみのひとつに食事があります。
その時はなるべく地元の人がいくようなお店に行くこと。
名物料理が食べられればベストですが、そうじゃなくても構いません。
地元の人が行くお店では観光名物ではなく本当に地元でしか食べられてないメニューと出会えることも。

例えば「白髪」

タチウオの稚魚の干物です。
静岡県、興津の居酒屋で常連さんが頼んだメニューにない料理でした。
ちょっと塩気が強いですがしっかりとした味でお酒のつまみにはぴったり。

他には「さめのたれ」

伊勢の居酒屋でいただいたものでサメ肉を干したもの。
古くはは朝廷への献上品で今でも伊勢神宮にお供えされているそうです。
肉質はしっかりしてますが軽く炙ると旨味が濃くてご飯にも合いそう。

地元民の集うお店は常連さんが多くて入るのにちょっとちゅうちょすることも多いです。
そんなときにはGoogleマップ。
口コミをチェックしてみるとお店の雰囲気が分かります。

運がよければ常連さんと話が弾むことも。
楽しい思い出が作れます。
たまにボラれることもありますが、それも旅のアクセントということで。

■予定に縛られない

訪れる予定だった観光スポット。
行くまでは楽しみだったのに当日になるとそれほど心が動かないという経験はありませんか。
旅は楽しいですが知らず知らずに身体や心に負担がかかっていることもよくあります。
雨模様だったり気圧が下がったり、天候にだって気持ちは左右されます。

そんなときに出かけてみてもあまりいいことはありません。
自分の心としっかり相談しましょう。
思い切って行き先を変えてみたり、交通手段を変えてみたりですると心がもういちど動き出すかもしれません。
連泊だったら出かけたくなるまでお部屋でゴロゴロ過ごすのも悪くないでしょう。

せっかく時間をとって旅しているのにもったいないと思うかもしれません。
でも無理して予定通りに行動しても楽しい旅にはなりません。
その瞬間に心が感じているものを大切にしましょう。

行けなかったところは「心残り」として置いていきましょう。
心を残すことは土地との繋がりも残すこと。
もう一度その土地を訪れるキッカケになることでしょう。

■まとめ
「ゆっくり旅」の3つのルール、いかがだったでしょうか。
短い時間で回る弾丸ツアーもまた楽しいですが、こんなスローな旅もたまには楽しいものです。
ゆっくり旅することでこれまで気づかなかったものに出会えるかもしれません。
あなたの旅がよりステキになりますように!

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