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幸せ者の振る舞い

イライラとか、ストレスとか、思い出しては嫌な気持ちになる。

みんな、私の本音を分かってくれ!
世の中、もっとこういうふうになってくれ!
と、わりかし不満を抱えて生きている。

その点でInstagramのストーリーズは危ない。24時間経ったら消えるなんて、鬱憤をぶつけてしまいそうだ。
でも、たとえ24時間でも人の目に触れることは確か。そのときどう思われるのか、冷静に扱わないといけない。

もうひとつ、危険だと思うのは、自分の嫌な事柄についてネット検索をかけてしまうこと。
嫌な気持ちを解消するため、関連する言葉を検索してしまう癖がある。
でもそれはつまり、嫌なことについて考え続けるという行為で、自分に不快感を刻みこんで、更に嫌な気持ちを植え付ける行為だ。
過去にそう言われたことがあるけど、頭でっかちな私はこの癖を止められないでいた。

嫌なことを投稿する。
嫌なことを検索する。

その代わりに幸せな人の振る舞いをすれば、ネガティブな癖が止められるか、と思い至った。

幸せなことを投稿する。
幸せなことを検索する。

本当に幸せな人は幸せを見せびらかさないとか、自慢に見えたら不快にさせるだろうとか、そういうことを心配してきたけど、愚痴や不満を撒き散らすよりは良い気がしてきた。

さて、"幸せなこと"とはなんだろう。

宝くじのような幸運だとか、手にした成功は、あまり口外しないほうが良いと聞いたことがある。

人に話したくなるような、自慢や強がりとは違う、見聞きした人も良い気持ちになれるような、幸せなこと。

天気が良かったこと?
食べ物が美味しかったこと?
素敵な音楽に出会えたこと?

考えるなら、悩み事よりも先々の楽しい予定を。

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