グラビアポエム 第十一回 (g-udon)

また腹が出てきた。あいつのせいだ。

適度に運動は続けている。ただ少し気を抜くとすぐ出る。あいつのせいだ。

そうに違いない。


香川県で住んでいる。ここにいる以上、うどんからは逃げて通れない。

食べるなと言われればそれまでだが、それは無茶な話だ。

何も知らない人に言われたくない。何も知らないからそんな適当なアドバイスができるのだ。


香川県の人口に対する糖尿病患者の数が全国でも常に上位なのはまさしくうどんのせいである。これは疑いの余地がない。

ただ、うどんをやめるという選択肢はそこにはない。

うどんは悪魔のように存在し、目を背けた先にもうどん屋がある。喫茶店に逃げこんでも、うどんがメニューに並びジャック・ニコルソンのように微笑んでいる。逃れられるわけがない。


そして今日も私は無の表情でうどんを湯通しし、出汁タンクのコックをひねる(セルフ)。私の後ろにも何十人もの太鼓腹が、まるで監獄の食堂のようにどこを見つめるでもなく並んでいる。


・・・しまった、うどんに脳を侵されていた。グラビアポエムの話をしようと思っていたのに!

さて、十一回目のお題は「何だか雰囲気のあるリゾートホテルのプールサイド」でした。今回もみなさんから「この人何を言ってるのだろう」というポエムが集まりましたので、幾つかまとめさせていただきました。どうぞ、いぶかしい目つきでご覧ください!


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みよおぶ


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セッドあとむ


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菅原 aka $.U.Z.Y.


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ろっさん


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タカタカコッタ


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葱山紫蘇子


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kazutaka hoshi


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ケシ ∞


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せきりょう


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ぴすとる


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xissa


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南極行太郎


以上です。選びきれなかった作品に関しては、ぜひ下記ハッシュタグにてTwitterからご覧ください!

#gらびあ

それではまたーーーーー☆

(画像加工ご協力:葱山紫蘇子)

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