けーちゃん

4月12日 藤原啓治さんが天に召されたとお知らせを頂きました。

けーちゃんには生前大変お世話になりました。

今よりあっぱらぱーだった私を優しく導いてくださり、時には一緒に笑ってくださったり、役者としても一人の人間としても大好きです。

ずっとずっと大好きです。

作品が終わってからでもメールで構ってくださったりと、本当に人情・愛情深い方で

現場の誰もに愛されていたけーちゃん。

たくさんの宝物を残していってくださったけーちゃん。

ご一緒させて頂いた時間、そしてその中で学ばせていただいたたくさんのこと決して徒や疎かにいたしません。

どうぞごゆっくりお休みください。

たくさんの愛を込めて。

ここから先は個人的な思い出話になってしまうので、一旦区切らせていただきます。

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パソコンに保存されていた昔の写真。

当時はウィルコムを使っていたので画質が悪いです。笑

(↑↑デジカメの中のカードはどこかにいきました・・・)

けーちゃんがラジオに手ぶらでくるので、けーちゃん専用3色ボールペンを持ち歩いていた当時です。

本当に大好きでいつも後ろをくっついて歩いて、喫煙所までついていったりしていました。

今考えれば普通にめっちゃ鬱陶しいのに、いつもニコニコ受け入れてくださっていました。

恋愛の話とかも聞いたら教えてくださったり(今でも覚えています。)

バイト時代に建てた建物とかを教えてくださったり

私のイタズラにひっかかったり

イベント会場に置いてあったギターをサラリと弾いてみたり

全てが憧れで、愛すべき方でした。

↑↑↑状況が思い出せない隠し撮りが残っていました。

けーじさんのこと大好きすぎる問題。

荒川FMをけーじさんとやるよ。とお話を聞いたので、アニメの収録中にけーじさんに「よろしくお願いいたします。」とご挨拶にいったら

「え？俺聞いてないよ。」

と言われて、サングラスと出で立ちにも臆してしまい

「すみません・・・」

といって、自分の席に戻ってしまいました。

そんな私を見て「俺怖いのかな？」とけーじさんは落ち込んでいたそうです。

あとから立木さんが教えてくださったのですが「俺聞いてないよ」はけーじさんギャグだったそうです！

「またまたー！」っていうツッコミ待ちだったのに、私が怯えて帰るので反省しいたそうです。

全然怖かったし、ボケだってわかりませんでした！！！

立木さんと並んで座っていたのですが、休憩時間になると私がいつも「けーちゃん！けーちゃん！」と絡みにいくので、いつも立木さんが席を譲ってくださいました。

優しい世界だ。

AOでまたご一緒出来たときも変わらず受け止めてくださって、本当に大好き！

もっとたくさんの作品でご一緒したかったです。

最近は外画もやらせていただけるようになったんですよ。

もっとたくさん、なにかお力になれたんじゃないかなと後悔ばかりです。

AIR AGENCYのマネージャーさんに現場でお会いすると

「すみません、今日は藤原じゃないんです」といつも謝って？下さっていたのですが

このやり取りも、もう出来ないんだなぁって、正直受け止めきれていません。

まだ自分の悲しさと向き合えていないけど、今はけーじさんが残してくださったたくさんの宝物をひとつひとつ抱きしめていたいと思います。

改めて、ご冥福をお祈りします。

たくさんの感謝と愛をこめて。