【対談】奈倉有里 × 逢坂冬馬「二人の合言葉は本」
実の姉弟であり、同時期に初めての単著を上梓した、ロシア文学者・奈倉有里氏と、小説家・逢坂冬馬氏。対談集『文学キョーダイ!!』の刊行を記念して、「異性を書く」をとりまく問題、ロシア情勢、そして危機下の「文学の力」について語り合う。
◆プロフィール
奈倉有里(なぐら・ゆり)●1982年、東京生まれ。ロシア国立ゴーリキー文学大学卒、東京大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。著書『夕暮れに夜明けの歌を』で紫式部文学賞、『アレクサンドル・ブローク 詩学と生涯』でサントリー学芸賞