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対談・鼎談

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文學界noteに掲載されている、対談・鼎談記事をまとめました。
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#市川沙央

【対談】高瀬隼子×市川沙央「小説家になるために必要なもの/差し出したもの」

実体験と創作の関係性。 「話す自分」と「書く自分」。 そして、芥川賞との「距離」について──。 高瀬氏の新刊『うるさいこの音の全部』をめぐって、同作に「今一番共感できる」と語る、市川氏との初対談。 ◆プロフィール 高瀬隼子(たかせ・じゅんこ)●1988年愛媛県生まれ。2019年「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞しデビュー。22年「おいしいごはんが食べられますように」で第167回芥川龍之介賞を受賞した。他の著書に『水たまりで息をする』『いい子のあくび』

市川沙央⇄荒井裕樹 往復書簡「世界にとっての異物になってやりたい」

「ハンチバック」で鮮烈なデビューを飾った市川氏と、同氏が執筆にあたり大きな影響を受けたと語る『凜として灯る』の著者・荒井氏による、社会の「健常者優位主義」をめぐる対話。 プロフィール 荒井裕樹 あらい・ゆうき●1980年生まれ。二松学舎大学文学部准教授。専門は障害者文化論、日本近現代文学。著書に『差別されてる自覚はあるか――横田弘と青い芝の会「行動綱領」』『障害者差別を問いなおす』『まとまらない言葉を生きる』『凜として灯る』等。 市川沙央 いちかわ・さおう●1979年