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文學界10月号(9月7日発売)の目次です。 【講演】柄谷行人「『力と交換様式』をめぐって」 聞き手・國分功一郎/コメンテーター・斎藤幸平 【創作】三木三奈「消火器」 人生が思いもしない方向へ転がってゆくのを感じる――必ずやらかす私は、なぜ消火器を手に取ったのか 【特集】もうひとつの芸術史 芸術や哲学の力を借りて、ありえたかもしれないもうひとつの歴史を見出だし、醒めない悪夢からの出口を探る 〈現代美術〉岡﨑乾二郎「『感覚のエデン』を求めて」(インタビュー)聞き手・山本
【特集】西村賢太 私小説になった男 未完の長篇『雨滴は続く』を遺し五十四歳で世を去った「最後の私小説書き」西村賢太(1967-2022)を対談、回想、手記、名言集で追悼。あなたはまだ本当の西村賢太を知らない。 〈対談〉田中慎弥×阿部公彦「私小説じゃなきゃダメなんだ」 西村氏をもっともよく知る古書店主のインタビュー、北町貫多の“思い人”が綴る手記による「私だけが知る西村賢太」 〈回想〉「西村君との三十有余年」荒川義雄(「朝日書林」店主) 〈手記〉「親愛なる西村さんへ」葛山久
文學界6月号、5月8日発売です。 【創作】 鈴木涼美「ギフテッド」130枚 歓楽街に住む娘の部屋に、「詩を書きたい」とやってきた死にゆく母。『「AV女優」の社会学』著者による渾身の初中編! 磯﨑憲一郎「日本蒙昧前史 第二部」 初来日したパンダの公開を上野動物園の飼育課長が終えた翌年、美男美女の俳優同士が結婚した―― 青野暦「夢と灰」(文學界新人賞受賞第一作) 絵未、眞澄、千秋、伊沢。ことばですれ違い、ことばでつながりあう、若者たちの群像劇 中野沙羅「鳥たちは遠くで騒ぐ